電車の中や信号待ちでスマホを見る人、増えましたよね。かく言う私もゲームやSNS、面白そうなニュースのチェックなど、ちょっと立ち止まる隙があればすぐスマホを取り出してしまいます。
でもこの生活、女子にとっては非常に恐ろしい弊害があります。そう、いわゆる「スマホブス」!
■スマホブスって? 原因は何?
スマホブスとは、「下を向いた姿勢で長時間スマホを見ることにより、顔がどんどんおブス化する」こと。
具体的な原因とおブス化症状は、
(1)顔がたるみ、ほうれい線やシワが濃くなる
(2)前傾姿勢で固定された首や肩がこり、不機嫌顔になる
(3)凝り固まった首や肩のせいで血行が悪くなり、肌がくすむ
(4)眼精疲労で目の周りが緊張し、険しい表情になる
(5)口角が下がり、への字口になる
などなど。
試しに、正面を向いた写真と、うつむいて真下を向いた写真を自撮りして、見比べてみてください。下向き写真の自分の顔、頬がみょーんと垂れ下がっていたり、目が腫れぼったく小さくなっていたりしませんか?
これ私!? とショックを受けるような人相だったら、悲しいかなスマホブス一歩手前です! 早めに手を打ちましょう。
■スマホブス撃退のために鍛えるべきは、○○筋!
スマホブスを回避するには、長時間のスマホをやめるのが一番!……「それができたら苦労しないよ〜!」という声が聞こえてきそうです。現実的に、やめるのはなかなか難しいですよね。
ここはひとつ、おブス化の波に負けないよう、顔や身体の筋肉を鍛えてみましょう!
鍛えるといってもスポーツ選手のような筋トレは必要ありません。表情と姿勢をやわらかく、きれいに保てる分だけでいいのです。
スマホブス撃退のために鍛えるべき筋肉は、大きく分けて二種類!
「顔の筋肉(表情筋)」と「体幹を支える筋肉(腹筋・背筋)」です。
■スマホブス回避に、腹筋や背筋は必要なの?
「表情筋は分かるけど、腹筋や背筋は関係あるの?」と疑問に思うかもしれませんが、スマホブスは下向きになった顔そのものにかかる重力だけでなく、「前傾姿勢で肩や首に負担がかかること」も大きな原因のひとつです。
体幹を支える筋肉が弱いと、頭を支える首や肩に不安定な歪みが加わり、肩こりや血行不良が激化、お肌のくすみやシミの原因になります。また眼精疲労も肩こりと直結していますから、目元の緊張によるシワ、目の下のクマなど、メイク時に気になるおブス顔を招きがちなのです。
スマホブス解消のためには、表情筋と腹筋・背筋、どちらも鍛えていきましょう。
■初心者にオススメ!3分でできる腹筋トレーニング
顔の表情筋を鍛える方法は、以下の記事を参考にしてみてください♪
★脱スマホブス!笑顔美人になれる舌回し&スイングエクササイズ
今回は、スマホブス撃退のための超簡単! 3分でできる腹筋トレーニングをご紹介します。
【超簡単!腹筋トレーニングの方法】
(1) 床に仰向けになります。
(2) 両腕を胸の前でクロスさせ、指先が逆側の肩につくようにしてください。
(3) 腰から足を持ち上げます。腰・膝・足首がそれぞれ90度になるように。
(ここで下腹を触ってもらうと、下っ腹に意外に力が入っているのがわかります)
(4) 腕をクロスしたまま息を吸い、吐きながら上半身を起こします。息を吐ききるまでキープ。
(5) 吐ききったらゆっくりと元に戻します。
これを10回で1セットとし、1日1〜3回程度やってみてください。動きは簡単ですが、腹筋には適度に負荷がかかっています。
続けるうちにお腹が引き締まってきて、背筋を伸ばしてスマホを見るのもだんだん苦痛でなくなります。
猫背が解消できたらスマホブスだって怖くない! ついでにメリハリボディラインも手に入る、一石二鳥の簡単筋トレです。
表情筋のエクササイズと一緒に、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。(豊島オリカ)
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