わりと最近、何件か続けて「別れた恋人からプレゼントを返せと言われた」ということを小耳に挟みました。
個人的には、反射的に「ありえない!」と思うのですが、あまりにもよく聞くため、「もしや世の中ではそれが意外と多くあるのではないだろうか……?」という疑惑を持ち始めました。
というわけで、Woman Insight編集部が男女236名に調査いたしました。
「恋人と別れるときに、プレゼント返せって言うのって、アリですか?」
アリ。言ったことあります…1%
言ったことはないけど、まぁアリ…9%
どっちかというとナシ…33%
絶対ありえない!…57%
(有効回答数 236)
……と、実際言ったことがあるにせよないにせよ、「アリ」派は約1割にとどまりました。
どうでしょう。これ、私案外いるんじゃないかと思います。学校の各クラスに3~4人はそういう人がいる……と考えると、そこそこ多いのではないでしょうか。
「ありえない」側の意見は「あげたものを買えしてもらうなんて考えもしなかった」「一度あげたものなのだから返せというのは器が小さい」「ものすごくケチに見える」という声。
そして気になる「返してほしい」側の意見としては
「あげたものとはいえ、向こうの家にずっとあるかもしれないと思うと複雑なので引き上げたい」
「心を込めて選んだプレゼントを使われ続けるのもイヤだし、でも何も思われず捨てられたり放置されるくらいなら、自分の手できちんと処分したい」
というものがありました。
また、
「以前そこそこ高いものをねだってきた元カノが、別れてすぐに自分があげたものを全部売ってそこそこ儲かった、ということが共通の知人を通して伝わってきてしまったことがある。別に所有権は向こうにあるのでいいけど悲しかったので、そういう経験があるなら、返して欲しいと思っても、まぁ仕方ないかなと思います……」
という経験談も寄せられました。
うむむ、なるほど。そのような意見を聞くと、一概に「ケチ!」「みみっちい」などとは言えないような……とちょっと思いますが、そもそも「貸したもの」ならまだしも、「あげたもの」の所有権は相手にあります。
そこにどんな想いがこもっているにせよ、「返して」と言うのは、大多数の人が「ありえない」と思っているのが現実です。
つい感情的になることが多い別れ話のタイミング。「勢いあまって」や、いつもの自分だったらしない言動が増えてしまいがちです。どうにかこうにか落ち着いて、「最後のそのとき」を迎えましょう。
さて、次回は「あげたもの」ならぬ「貸したもの」について。
「別れた元カレ・元カノに貸したままのものがあるとき、どうする?」という調査結果を発表します。(後藤香織)
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