人間向き不向きはあります。学生時代勉強が得意な人と苦手な人がいたように、「やってもやってもできない」ことは存在するものです。
仕事だってきっとそう。本人に悪気はなくても「どうしてもできない」こともある。それは仕方ない。
……けれど、「本人のやる気次第でいくらでも改善できる」はずのことを「やらない」人のことは、どうしたって許せない……。
そんな、あなたの周りの「仕事できない・仕事やる気がなさすぎ」な人たちがやりがちなことを、Woman Insight編集部が独自に調査しました。その結果を発表します。
◆「わからない」問題
「言ったこともできない。または、言ったことしかできない」
「わかっているふりをしながらわかっていない」
「やると言ったことをまったくやってくれず、忘れている……」
「単純なコピペ作業ですら覚えようとせず4~5回は聞いてくる。ノートに書いても書いたことを忘れるので、平気でそれは教わっていません、と言い切っている……」
まず多かったのが、この「わかってる」「わからない」問題。わからないならわからないと言ってくれればいいのに、それができず大事故。もしくは、何度も言っているのに覚える気がなく、こちらもどんどん教える気がなくなっていく……。
素直に「わからないときはわからない」、そして「覚える努力を最大限する」は、心掛けましょう。
◆あらゆる意味で、時間の使い方が下手
「時間配分が下手」
「意識だけ高く、残業してめちゃくちゃ仕事してますアピールをするけれど、仕事が遅いだけの人」
「優先順位を決められない」
「要領が悪い」
「〆切をぶっちする」
「先輩に、「手が空いたときにやって」「時間があるときにやって」と指示を出されたので、てっきり優先順位が低いものだと思い、急ぎの仕事を優先していたら、先方から資料はまだかと催促された。優先順位はきちんと示して欲しい……」
仕 事は時間との戦いです。そんなに時間をかけなくていいことにものすごく時間を使ってしまったり、逆に重要なことを重要と判断できず、〆切を破ったり雑な仕 上がりになったり……。そんな、あらゆる意味で「時間の使い方が下手な人」は、「仕事ができない」とみなされがちです。一度「重要度・緊急度」のマトリク スを作り、抱えている仕事を整理してみるのも手。
◆ミスは仕方ないけど……多くない?
「ミスが多い」
「同じミスを何度もする」
「ダブルチェックを怠り、ケアレスミスを仕方がないものだと開き直る」
最初から完璧なんて到底無理。失敗しながら成長していくものとはわかっていても、「同じミスが多い」「開き直る」はダメ。ミスは仕方ないもの、というのは、「ミスされる側」のセリフであって、「ミスする側」がそれを主張してはNG。
◆自分の失敗は反省しません
「とにかく言い訳をする人。人にフォローさせて当たり前だと思っている」
「自分の非を認めない」
「自分のことは棚に上げて人の文句ばかり。本気で反省しないのでいつまで経っても変わらない……」
これも「ミス」に共通することですが、失敗したらまずは心からの謝罪を。そしてきちんと反省し、次に活かしましょう。それができないと……さきほどの「同じミスを繰り返す」につながってしまいます。
◆それ、必要?
「仕事中にゲームしてる……」
「ぼーっとしている時間が多いように見える」
「メールをいちいちwordで作って、フォントや文字サイズにやたら凝っている人……」
「仕事しないで携帯ばかりいじっている」
「異常にタバコ休憩に行く」
ひまなのか忙しいのか。ときに忙しいふりをしているのに、実は仕事にまったく関係ないことを仕事中にしている……やる気あるのかー! と怒ってしまいたくなるような、もはやここまで来ると気が抜けてしまうような。
「仕事ができなそうな人」にはそれなりのことしかまわってこず、「仕事ができそうな人・できる人」にはきちんと面白い仕事がまわっていくもの。「仕事ができなそう」と思われていていいことはほとんどありません。もし思い当たることがあったら……要・改善あるのみ!(榎本麻衣子)
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