・スクリュードライバー「心を奪われた」
ウォッカとオレンジジュースで作られたスクリュードライバーは、アルコール度数が高いにもかかわらず、飲みやすいので、いつの間にか酔っぱらってしまっていることが多い、ちょっぴりキケンなカクテル。バーで進めてくる男性がいるならば、「貴方に心を奪われた」の気持ちが込められているかもしれません。すぐに奪われないように注意して♪
・カンパリオレンジ「初恋の味」
イタリアを代表するリキュールであるカンパリとオレンジジュースでつくられるカンパリオレンジは、「初恋」という意味。あの甘酸っぱさが初恋の思い出を甦らせてくれるかも。
・キール「最高の巡りあい」
白ワインとカシスリキュールでつくられたさっぱりとした味わいが特徴。カクテル言葉は、「最高の巡りあい」となんともロマンチック。2人の出会いをお祝いするときにぴったりなお酒です。
・モスコミュール「ケンカをしたらその日のうちに仲直りをする」
ジンジャエールとウォッカでつくられるモスコミュールは、その口当たりの強さから“モスクワのラバ（強情者）”という名前がつけられたという。仲直りしたい日には、モスコミュールをふたりで飲んでみてはいかが？
・ギムレット「永遠の別れ」
レイモンド・チャンドラーの小説『長いお別れ』の中で登場する「ギムレットには早すぎる」という有名な台詞に由来して「永遠の別れ」というちょっぴり悲しいカクテル言葉が。別れを知っていながらも遠い人を想う切ない気持ちが込められています。
ノンアルコールの『シャーリー・テンプル』には“用心深い”だったり、『テキーラサンライズ』は“熱烈な恋”など、カクテルの名前や味わいからイメージした言葉も多く、知れば知るほど面白いですよね。
ロマンチックなメッセージが多いので、ぜひデートのときに、さらりとグラスを傾けて気持ちを伝えてみるのもいいかもしれませんね。（松本美保）
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