「ゆとりですがなにか」、だから身についた3つの能力がスゴイ

1987~1993年生まれの23~29歳、彼らがいわゆる「ゆとり世代」の人たち。

クドカンこと宮藤官九郎さん脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)も話題です。「ゆとり」=ダメ、みたいに言われがちな世代ですが、ほんとうにそうなの?

株式会社リスキーブランドの調査によると、「ゆとり世代」こそ、低迷する現代社会をうまく生き抜く「たくましい世代」ということが判明。

では彼らに学ぶべき3つの能力とは?

ゆとり世代、ゆとりですがなにか
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まずは「ゆとり世代」と呼ばれる2016年時点での23~29歳(1987~1993年生まれ)の層と、2008年時点での23~29歳(現在の31~37歳=「非ゆとり世代」)の層との比較を行いながら、「ゆとり世代」の価値観を見てみましょう。

まずは彼らの「人付き合い」について。

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「できることなら、他人とかかわり合いをもたないで過ごしたい」という「ゆとり世代」は約45%。こうして見ると、自己中心的で一匹狼の人が多いように思われます。

一方で「ジョークを言ったりして、場を和ませるのが得意」という人も「ゆとり世代」の方が多いことが明らかに。

つまり自分の世界を大切にしつつも、自分の身を守るためならきちんと他人に合わせることができる「戦略的な人付き合い能力」を持っていることがわかりました。

 

では「仕事についての関わり方」はどうでしょう。

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「仕事での会話や会議でリーダーシップをとる」という人も、「どんな意見にもじっと耐え、組織を守っている」という人も、「ゆとり世代」の方が多く、予想以上に積極性があり、その場の空気も読めることが明らかに。

つまりシーンに合わせた立ち居ふるまいができる「したたかさ」も彼らは持っているようです。

 

続いて金銭面、つまり「経済力」においてはどうなのでしょう。

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「1か月に自由に使えるお金」で比較してみると、ゆとり世代は「1万円に満たない」という人が2割以上。約半数が3万円未満であることから、8年前よりやや経済力は低めとわかります。

一方で「欲しいと思うものは、大体買える程度の経済力はある」という意識は高く、自由に使えるお金は減っていても、欲しいと思うものは買える生活力があることも判明。

例えばネットやリサイクルを駆使してお金をかけずにモノを手に入れるなど、やりくり上手な人が多いようです。

ということは、「自分の力で生活を豊かにできる生活力」を兼ね備えているということ。それってかなり賢いですよね!

 

リーマンショックで未曾有の不況、有名大学に行っても就職難、大企業だからといって安心はできず、少子化で先行き不安など、さまざまな困難に直面してきた「ゆとり世代」だからこそ、身についた3つの能力。

これこそ、非ゆとり世代が学ぶべき点なのかも!?

「ゆとり世代」に対する見方を改める時期にきているのかもしれません。(いしかわちえ)

※情報提供元:株式会社リスキーブランド

 

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