「横塗り」は、締め色が目尻側から“5mmはみ出すように”のせて、目尻側を太くする塗り方です。下がった目尻がキュッと引き上がるので、シャープさと華やかさを同時に印象づけてくれます。
しかも、たるみで広がった顔の横幅が締まって見えるので、小顔効果も得られるのです。
のせる色の例としては、クリーム色のハイライトをアイホール全体に、続いてやや青みがかった深みあるグリーンを“目尻側から目頭に向けて”チップを動かしのせると、目尻側が太く濃くなるので目元が一気に引き締まります。そして2色の境目に、淡いグリーンを目尻~目頭を往復するように塗ると、締め色とハイライトがきれいに混ざりあって、自然なグラデーションができます。
さらに、下まぶたメイクで、目はさらに大きく広がります!
「縦塗り」で使用したカーキを細めチップで、下まぶたの際(目尻~目頭)にライン状に描き、その上から、「縦塗り」と「横塗り」で使用したパールが効いた淡いグリーンをやや太めに。
最後、きれいなチップでスーッとなぞれば、締め色と中間色の2色がなじみ、肌に自然となじみます。
“ただ色をのせるだけ”のアイメイクでよかった若い時代の常識は捨て、年齢にあったアイメイクの新常識をマスターし、目力復活を挑みましょう!(さとうのりこ)
『Precious』2016年4月号(小学館)
【あわせて読みたい】
※美容好きのための「Woman Insight Beauty」がオープンしました♡
※青みピンク、ホットオレンジ…AneCan編集部おすすめ2016春のトレンドメイク5選
※そのメイク浮いてない?大人の「ピンク」は30%がちょうどいい!