若いころには気がつかなかった、たるみによって小さくなった目。それは皮膚がゆるんで目尻にかぶったりするから。
だから、若いころに覚えたアイシャドウの塗り方のまま“目のフレームどおりに締め色をのせる”と、たるんだ目の欠点を強調してしまうのです。
そんな目をナチュラルに、丸く大きく見せたいなら「縦塗り」がベスト。
たとえば、ほのかにピンクを含んだハイライトカラーをアイホール全体になじませ、細かいパールを含んだカーキを目頭~目尻を3~4回往復させながら二重幅にのせます。そして2色の境目に、淡いグリーンを目頭~目尻を往復するようになじませると、自然な陰影ができ、立体的に。
縦にグラデーションをつくることで、結果、眉と目の間を距離が縮まったように見え、パッチリ目になるのです。
さて、「縦塗り」の方法では、目を大きく見せるのでどちらかというとかわいらしい印象に仕上がります。
きりっとシャープに見せたいという場合は、「横塗り」がおすすめ。