【お昼はやっぱり出雲そばでしょ！】
出雲を代表するグルメと言えば出雲そば！ 岩手県のわんこそば・長野県の戸隠そばとともに、三大そばのひとつとされています。
出雲そばの特徴は、そば粉を作るときに、そばの実を皮ごと石臼で挽くこと。そのためにそばの色が濃く、香りが強いのが特徴です。
さらに、普通冷たいおそばと言えば、おそばをつゆにつけて食べる……というのがスタンダードですが、出雲そばはつゆをそばにかけて食べるというのも特徴です。
さて、今回お邪魔したおそば屋さんは、出雲大社のすぐ目の前にあるため迷うことなく行けるのも魅力の「田中屋」さんです。
出雲そばの代表格となっている「割子そば」はもちろんですが、これからの季節は体があったまる「釜揚げそば」もおすすめとのこと。
せっかくなので両方注文してみました。
まずこちらが三色割子そば(1000円)。
3段それぞれに、半熟卵、とろろ、天玉のトッピングがされています。どれから食べるか迷っちゃいますね。
うーまーそーうー！
喜びが抑えきれません。
つゆをかけていただくと、香りよいおそばにたまごやとろろが絡んで、「最高」の一言です……！
出雲に来たらこれですよこれ！ ちなみに、お店によってこの割子そばの上にかかっているトッピングが変わるのも面白いもの。田中屋さんにはトッピングがない通常の割子そば(750円)もあります。
そして、やってきました、釜揚げそば(720円)！
ゆでた釜からそのままそばをあげ、つゆとゆで汁（いわゆるそば湯）を入れた器に入れていただくものです。割子そばと並ぶ、出雲そば特有の食べ方とのこと。そば湯フリークとしては、聞くだけでテンションが上がって仕方ない逸品です。
一口いただくと、本当にあったまる……！ つゆは別になっているので、好みで味を調整できるのもポイント。いちばん美味しいゆでたての状態で提供していただけるので、会話を楽しみながら……はもちろんですが、できるだけのびないうちに早めに食べることを非常におすすめします！
そして、超そば湯フリークのこの私……。
あんまりにもスープ(?)が美味しくて飲みきっちゃいました。
とろりと濃厚なそば湯に、こだわりのつゆを合わせたものは、ただただ、しみじみと体にしみわたり、「体がこれを求めていた……！」と感動。幸せってこのことをいうんですね……。
体の底からぽかぽかとあたたまるので、寒い季節には特におすすめです！
味はもちろん、三代目店主がイケメンということでも評判です。是非訪れてみてくださいね♪
出雲そば 田中屋
島根県出雲市大社町杵築東364
0853-53-2351
営業時間 11:00～16:00
定休日 木曜日
さて、今回はまず基本のきとして出雲大社のごく近くをご案内しましたが、次回は出雲大社近辺で、「公共交通機関のみ」を使用して行けるスポットをご紹介します！（後藤香織）
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