【鉄則1】アイクリームで乾燥ぐすみとシワよれを阻止
午後以降の“老け感”の発生源である「くすみ」は、乾燥が主な原因。また粉類の「シワよれ」も乾燥が原因のひとつ。夕方まで乾燥させないために、朝のメイク前にもアイクリームはマスト。目尻→下まぶた→まぶたと一周しながらなじませます。特にシワやキメが目立ちやすい目尻と下まぶたは、指先で軽く押さえるようにして浸透を。
【鉄則2】ゆるコンシーラーで影を隠してツヤをプラス
化粧下地をつけたら、目周りにコンシーラーを。下まぶたはやや多めにつけ、目のキワまでなじませます。キワに塗りにくい場合は、コンシーラー用のブラシを使うと便利です。「白すぎ?」と思うぐらいがベスト。頬に使うコンシーラーやファンデーションとの境目はきちんとぼかすのもポイントです。
【鉄則3】ファンデーションは目周りには塗らないこと
老けの印象をもたらす“くすみ感”は、コンシーラーで隠せているので、ファンデーションは重ねません。シワや乱れたキワに厚く重ねるほど、溝に粉類がたまって悪目立ちしてしまいます。特にカバー力のあるファンデーションは避けて正解。ただし、お粉のように薄くつくパウダータイプをブラシでのせる程度であればOK。
【鉄則4】極薄フェイスパウダーを目のキワまで重ねる
コンシーラーだけでも充分に美しい仕上がりですが、選りすぐりのパウダーをブラシでまとえば、質感はグレードアップ! 極薄フェイスパウダーを重ね、微妙に汗ばむシーンでも汗崩れを防ぐ効果を狙いましょう。ブラシを使って、目のキワまできちんとていねいに。ここを塗り忘れると、野暮ったくなり、目力も半減するので手抜きは厳禁です。
皮膚が薄い目元は、年齢が気になる肌ならなおさら、ファンデーションを重ねると重く、シワになってしまいます。それがメイク全体が老けて見える原因になっている場合も。隠したい気持ちをぐっと抑え、三種の神器を上手に使って、“適度な足し算”&“徹底した引き算”をお忘れなく!(さとうのりこ)
『Precious』2015年12月号(小学館)
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