人気スタイリストが指南!「秋のブラウンファッション」を今年っぽく見せる簡単テク|2025

「ヴィンテージムード」と「辛口ハンサム」、どっちのブラウンでいく!?

この秋は、とにもかくにもブラウン流行り! でもアイテムが豊作なだけに何を選んでどうやって着るのがいいかが悩みどころ…。ということで、CanCam人気スタイリストの奥富思誉里さん、川瀬英里奈さん、たなべさおりさんに、三者三様のブラウンコーデを提案してもらいました。前編に続く今回は、スタイリストの奥富思誉里さん、川瀬英里奈さんが提案するブラウンの着こなしテクニックをご紹介♪

奥富思誉里’s ブラウンは「ヴィンテージムード」

「ヴィンテージ風の着こなしは、黒ベースだとメンズっぽい印象で、明るい色だとカジュアルすぎる場合も…、そんなときに使えるのがブラウン! プライベートでも、ヴィンテージライクな小花柄セットアップを愛用中です」

【左】MIU MIU 【右】MAISON SPECIAL

Profile/人とカブらないキャッチーなアイテム選びや小物使いで、遊び心のあるスタイリングに定評あり。タレントの衣装やメンズ企画でも引っ張りだこ。

女のコ&モードなチェック柄フリルワンピ。甘辛な着こなしで、ヴィンテージライクに

Itなチェックワンピは技ありレイヤードで洒落感UP

「ヴィンテージ風スタイルに欠かせない旬柄は、レトロなチェック!」という奥富さん推しの、タータンチェック柄のナローシルエットワンピ。レザー調ブルゾンでタフさを加えて、さらに鮮度の高い印象に。

ワンピース¥18,480・ブルゾン¥16,940 (SNIDEL ルミネ新宿2店<SNIDEL>)、プルオーバー¥13,200(HAUNT代官山/ゲストリスト<HAUNT>)、バッグ¥14,960(エメル リファインズ オンラインストア<TENERA>)、靴下¥990(タビオ<靴下屋>)、イヤリング¥17,600(ete)

カジュアルなスタジャンこそ、少しレディに傾けて着たい

フェミニンなインナーコーデとのバランスでツウな印象に

カジュアルアウターの代名詞であるスタジャンだから、合わせるアイテムはニットタンク×スエードプリーツスカートとグッドガール風に。

ブルゾン¥99,000(フィルム<DOUBLE STANDARD CLOTHING>)、タンクトップ¥9,900(ánuans)、ベルト付きスカート¥16,500(MERCURYDUO ルミネエスト新宿店<MERCURYDUO>)、バッグ¥13,320(HANA KOREA<ALKI ALKA>)、靴¥42,900(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)、〝フル・オブ・グレイス〟のネックレス[長]¥10,560・〝バルブス〟のネックレス[短]¥50,160(ズットホリック)

ボリューミーなブーツでミニボトムやひらひらワンピをおしゃれにハズしたい

程よくハードなベルテッドデザインで洒落顔に♪

【左】履き込んだような、表面のユーズド感に注目。【右】ベルテッド×レースアップと、デザイン性高め! ミニボトムと合わせるときは、ニーハイソックスをのぞかせても今年っぽい。

靴【左】[3.2]¥39,600(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン<ドクターマーチン>)・【右】[3.5]¥16,900(CHARLES & KEITH)

川瀬英里奈’s ブラウンは「辛口ハンサム」

秋は〝ニューヨークの街を闊歩している〟そんなスタイリッシュな女性像が気になるので、ベイクドされた深い色味のブラウンを選びつつ、凛としたスタイリングに落とし込みたいです。プライベートではTOD’Sのローファーをヘビロテ中!

Profile/ひと目で印象的かつ洒落モードなコーディネートが人気で、CanCamの表紙や巻頭特集の他、様々な女性ファッション誌で活躍中。

辛口コーデに欠かせない、パワショルジャケット! 迫力が出る長め丈を選んで

定番アイテムのジャケットを、シルエットと着こなしで新鮮に

「凛と見える、肩パッド入りが今年っぽい!」と川瀬さんお墨付きのジャケットをハーフパンツと合わせて、既視感を回避しつつキレよくまとめて。ベルトマークも、メリハリづけに欠かせないポイント。

ジャケット¥17,930(MERCURYDUO ルミネエスト新宿店<MERCURYDUO>)、ニット¥35,200(フィルム<Sov.>)、パンツ¥19,800(カデュネ)、バッグ¥7,990(Gap)、ピアス¥3,900・リング¥3,900(ロードス<soie>)、ベルト/スタイリスト私物

レザー見えスカート×ストライプ柄シャツで、キレ味を掛け算

ブラウンと好相性なグリーンで、目を引くチョコミント配色に

着こなしにエッジをもたらすレザー調スカートは、ハンサム見えの即戦力!

スカート¥5,995(ROPÉ PICNIC/ジュン)、シャツ¥20,900(カルバン・クライン<カルバン・クライン>)、中に着たニット¥25,300(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店<スローン>)、手に持ったジャケット¥35,000(シーニュ)、バッグ¥35,200(Unthology<TOV>)、靴¥18,700(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店<ル タロン グリーズ>)、サングラス¥47,300(アイヴァン 東京ギャラリー<アイヴァン>)、ピアス¥2,970(アネモネ/サンポークリエイト)

ハンサムコーデの仕上げは、ワンハンドルのバケットバッグが本命

トレンドの大きめバッグで、迫力をプラス。

【上】おしゃれなバケットバッグが豊富な、韓国ブランドも見逃せない! 驚くほど軽いのもうれしい。【下】A4サイズの書類も収納OKで、通勤バッグとしても活躍する。

バッグ【上】[35×30×16]¥14,117(LEC´CPROJECT)・【下】[35×28×15]¥60,500(ヴァジックジャパン<VASIC>)

着こなしの鮮度を上げる「ブラウン」に大注目!

ヴィンテージムードにも、辛口ハンサムにも、幅広いテーストで着こなしがグッと今っぽくなるブラウンは、この秋も大本命カラーに決まり♡ スタイリストのブラウンテクニックをぜひ取り入れてみてくださいね。

CanCam11月号「CanCamスタイリストは〝ブラウン〟にお熱♡」より 撮影/谷田政史(CaNN/人物)、坂根綾子(静物) スタイリスト/奥富思誉里、川瀬英里奈 ヘア&メイク/日高 咲(ilumini.) モデル/新沼凛空(本誌専属)  構成/岩附永子 ♦この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。 ♦文中の[ ]内の数字は、バッグの[縦×横×マチ]、靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcm(編集部調べ)です。