人気スタイリストが提案!「大人なピンク」を着こなす4つのコツ

シンプルな着こなしが好き、という方でも、「ちょっと最近コーディネートがマンネリかな?」と感じたら是非試してほしいのは、「色」に注目したアプローチ。数ある色の中でも、やっぱり無条件に気分が上がる「ピンク」は、大人のスパイスとしてうまく着こなしに取り入れていきたいものです。

Oggi2014年12月号P58

というわけで今回は、ファッション誌『Oggi』の看板スタイリスト、佐藤佳菜子さんが提案する、大人の「ピンク」の取り入れ方をご紹介します。
大人がピンクをうまく味方につけるキーポイントは「スパイス的に取り入れる」こと。合わせる色をダークにしたり、辛口の小物を合わせると、甘くなりすぎずにすんなり取り入れることができます。

Oggi2014年12月号P60

【1】ストールのかわりに、ピンクニットを肩かけする。

秋冬になると出番が増えるストール。同じ「ピンクを取り入れる」でも、「ピンクのストールを巻く」のではなく、「ピンクのニットを肩かけ」すると、一気にこなれた上級者感が出ます。大人のスパイスとしての効果を明快に打ち出すために、ニットは鮮やかなベリーピンクを選択するのが正解。アウターに黒レザーを持ってくると、コントラスト感が出てさらに粋です。

 

【2】カジュアルな「チェックシャツ」なら甘くなりすぎない。

「ピンクを着てみたいけれど、甘い印象はちょっと……」という方におすすめしたいのは、カジュアルなピンクのチェックシャツ。チェックシャツが持つカジュアル感にピンクのみずみずしさが加わることで、チャーミングな印象に。シャツの上にネイビーのニットを重ね、襟、カフス、裾からちらりとのぞかせる程度がかわいい。シャツ以外のアイテムをダークな色でそろえると、ちら見せしたピンクの存在感が引き立ちます。

Oggi2014年12月号P61
【3】「冬ならでは」のピンクを楽しむなら、スモーキーピンクのコートを。

「冬ならでは」のピンクの楽しみ方ナンバーワンと言えば、コートで取り入れること。「えっ、ピンクのコート?」と聞いてしまうだけで引いてしまう方もいるかもしれませんが、ほとんどベージュと言ってもいいようなスモーキーなピンクなら着こなしやすく、ベージュよりも華やかな印象になります。コーディネート全体をベージュ、白、淡いブラウンなど、やわらかなトーンでつなげると印象的なスタイリングになります。

 

【4】優しいピンクスカートには意識的に辛口小物をオン!

「ピンク」も「スカート」も、「女性らしく優しい」アイテム。そのふたつがかけあわさった甘さ満点のピンクのスカートは、そのまま甘く着るのではなく、強くて辛口な小物を合わせてメリハリをつけると、「わかってる」おしゃれ感が出ます。例えば黒のレザークラッチ、モノトーンボーダーのストール、シャープな印象があるアクセサリーの重ねづけ。意識的に辛口小物を足すことで、潔く着こなしましょう。

こう見ていくと、「いい感じに取り入れられそう!」と思いませんか?
忙しくてキーッとなってしまいそうな日や、うれしいデートの日などにそっと味方につけたい「大人のピンク」のパワー。是非取り入れてみてくださいね。(後藤香織)

Oggi2014年12月号表紙(『Oggi』2014年12月号)

 

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