最近SNSや婚活などでたびたび話題になっているのが、“おじアタック”“おばアタック”。この言葉を聞いて、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?

今回は、結婚相談所を運営する株式会社ZWEIが18歳以上の独身男女464人(男性211人/女性249人/無回答4人)を対象におこなったアンケートをもとに、「年の差恋愛」および「年上からのアプローチ」にまつわる世間のリアルな声をご紹介します。
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“おじアタック”“おばアタック”という言葉、知ってる?
“おじ/おばアタック”という言葉を知ってるか尋ねると、6割以上が「初めて知った」と回答しました。
おじ/おばアタックとは、年上が年下世代に対して積極的にアプローチすることを、ネタや冗談として使われている言葉。恋愛につながるケースもあるとはいえ、年齢差のある相手との距離感を間違えると「イタい」と思われてしまうことも…!
“年の差アタック”のようなアプローチをしたorされたこと、ある?
“年の差アタック”の経験がある人は、男性では約2割にとどまりましたが、女性ではなんと約半数が「ある」と回答! 女性の経験者のほとんどは「ある(受けた)」と答えていて、年上からのアプローチを受けたケースが多いようです。
年上からのアプローチ、ぶっちゃけどう思う?
年上世代からアタックされたとき、どんな気持ちになると思うかを尋ねたところ、「条件次第では受け入れられる」が4割以上、「好意的に受け取ることもある」が約2割。約6割が前向きな印象を持っていることが判明しました。
とはいえ「基本的には抵抗がある」が約3割、「絶対に無理」という完全拒否派も少なからず存在する様子。相手との関係性やアプローチの仕方次第で印象は大きく変わるからこそ、距離感の取り方には気を配りたいところです。
―さて、ここで気になるのが「年上はどのくらいの差ならアリ?」ということ。次にリアルなボーダーラインを見ていきましょう!
恋愛・結婚するなら、何歳上までアリ?
【男性】
1位:5歳差まで(42.7%)
2位:10歳差まで(32.2%)
3位:年齢差は関係ない(12.8%)
【女性】
1位:10歳差まで(38.6%)
2位:5歳差まで(32.1%)
3位:15歳差まで(10.8%)
恋愛相手として見られる年齢差を聞いたところ、男性は「5歳差まで」が最多、女性は「10歳差まで」が最多となり、男女で少し考え方に違いがありました。
女性のほうが年齢差に対してオープンなのは、落ち着きや包容力を魅力に感じる人が多いことが理由のひとつ。一方で男性は、頼られたい・自信を持ちたいという気持ちから、近い年齢を好む人が多い傾向にあるようです。そもそも5歳くらいの差なら、“おじ/おばアタック”というより自然な年の差の範囲といえそうですよね。
さらに、男女ともに「年齢差は関係ない」と答えた人が1〜2割いたのも印象的。多様性の時代、年齢よりもフィーリングを重視して恋をする人も増えているのかも♡
逆に「ナシ」だと思うのは、何歳上?
1位:10歳以上から(32.5%)
2位:15歳以上から(26.3%)
3位:20歳以上から(15.7%)
逆に「ここからは恋愛対象としてナシ」と思う年齢差を聞いてみると、全体の6割近くを占めた「10~15歳」がボリュームゾーンに。前の質問で「アリな年齢差」として10歳差までが約7割だったことと照らし合わせると、今回の結果も納得の整合性がありますね。
こんな人にアプローチされたい♡好印象な年上男女の条件は?
年上相手からアプローチされたとき、どんな条件があれば好印象を持つのでしょうか。男女別に聞いてみると、共通点と性別ごとの傾向が見えてきました。
◆男女ともに「清潔感」が大事!
見た目や身だしなみの清潔さは、男女問わず第一印象で重要なポイント。服装や髪型、肌の印象まで、ちょっとした気配りが好印象につながるようです。
◆男性が年上女性に求めるのは「趣味・価値観」と「気持ちの尊重」
男性は年上相手との距離を縮めるために、趣味や価値観が合うことを重視する傾向に。また、自分の気持ちや考えを尊重してくれることも好印象のポイントになるようです。
つまり一緒にいて居心地がよく、自然体でいられる相手だと、男性は安心して距離を縮めやすいのかも♡
◆女性が年上男性に求めるのは「経済的安定」と「誠実さ」
一方で女性は、年上相手に対して経済的な安定や誠実さを重視する傾向があります。安心感や信頼できる関係を築けるかどうかが、好印象につながるポイントに。
やはり頼れる存在でいてくれるかどうかは、年齢差がある恋愛でも大事な要素のようです。
恋愛対象外かも…。印象がよくない年上男女の要因
逆に、年上からのアプローチで「ナシ」判定されてしまう要因を聞いてみると、最も多かったのは「上から目線・偉そうな態度」で7割超え。次いで「清潔感がない」「しつこく誘ってくる」といった要素も、7割前後の人がマイナス印象として挙げていました。
さらに、「既婚者からのアプローチ」「『若い子が好き』など年齢差を強調する発言」「趣味や価値観がまったく合わない」といった理由も約6割と、多くの人が敬遠する要因になっているようです。
いくら人生経験や経済力があっても、こうした態度や言動があると一気にマイナスイメージがついてしまいます。年上だからこそ、礼儀や気配り、相手への思いやりが大切ということを覚えておきたいですね!
実際どうなの?「年の差恋愛」のリアルエピソード♡
最後に、読者から寄せられた“年の差恋愛で好印象だった&困ったエピソード”をそれぞれご紹介します。
◆好印象エピソード
「包容力があり、仕事で辛いときなど悩みを聞いてくれて、全力で甘えさせてくれた」(女性)
「食事代やガソリン代など払わせてほしい、というスタンスで奢ってくれていたのは好印象でした」(女性)
「10歳上の人から10年アプローチを受け続けたが、10年越しにアプローチを受け入れたことがあります」(男性)
「実年齢が離れていても、見た目が10歳差以内ならいいかもって思ったことがあります」(男性)
◆困ったエピソード
「10歳以上離れたの既婚者に言い寄られてうんざりしました。なぜ、自分が相手にされると思っているのかわかりません」(女性)
「年上だから安心していましたが、嫌だと伝えたことを平気でしてきて一気に気持ち悪くなりました」(女性)
「会社の上司に言い寄られたことがあり、あまりに大胆にアプローチしてくるので困った」(男性)
「既婚者からのアプローチ」や「相手の気持ちを無視した一方的な行動」は、男女問わず強い拒否反応を生んでいることが分かります。一方で「対等に扱う」「スマートなエスコート」「気持ちを汲む配慮」は、年の差があっても高く評価されるポイントに♡
年齢差のある恋愛にはメリットもあれば、もちろん注意したいポイントもあります。今回のアンケートでは「5~10歳」がちょうどよい目安として挙げられましたが、“おじ/おばアタック”と敬遠されないために大切なのは、清潔感のある身だしなみや相手への思いやりのある態度、そしてある程度の経済力でした。
相手に拒む様子がないのであれば、自分をさらに磨いて心地よい距離感を意識すると、年の差があってもステキな恋のきっかけになることもあるはず!(Mai)







