失恋は誰にとってもつらく、忘れたいのに忘れられない…そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか? 心の整理ができるまでに時間がかかることもありますよね。
そこで今回は、日本最大級の恋愛マッチングサービス「ワクワクメール」が女性360人に実施したアンケートをもとに、過去の恋愛を引きずった経験やその期間、失恋から立ち直るために実践したこと、心を救ってくれた言葉や行動など…“失恋”にまつわるリアルな体験談をお届けします。
Contents
過去の恋愛を引きずったことがある人、なんと7割以上!
まずは、過去の恋愛を引きずった経験があるかを質問したところ、7割以上が『ある』と回答。
その理由を聞いてみると…
「運命の人なんじゃないかとずっと思っていた」
「大好きだけど、相手から“私を解放してください”と言われた」
「4股かけられて実は2番目だった」
「4年付き合った彼氏がどうしようもない人だったけど、半分洗脳状態だったので別れるまでに時間がかかり、別れてからもなかなか好きという気持ちが消えなかった」
好きなままお別れすることになった恋は、簡単に忘れられるものではありません。中には、相手に傷つけられたことで、終わったあとも心の片隅に残り続けてしまうケースも…。
一方で引きずった経験が『ない』と答えた人は、「別れようと言われると一気に冷める」や「引きずっても意味がない」「クズに時間を作る必要はない」という切り替え上手なコメントが寄せられました。
いちばん長く引きずった期間は『1年以上』が最多
最長でどれくらいの期間引きずったことがあるかを質問すると、『1年以上』が最多に。1年までいかずとも、数か月や半年ほど引きずる人も少なくありません。
この期間中にどんな思いを抱えていたのか聞いてみると…
「恋人が居なくなった日常に慣れることに必死」
「ふとした瞬間に思い出してつらい」
「彼にばったり会えたりしないかなとキョロキョロしてしまう」
「同じ会社で嫌でも顔を見る。嫌いなところも嫌なところも知っているのに、嫌いになりきれない」
引きずっている期間は、頭ではわかっていても心がついてこないもの。日常の中にぽっかり空いた穴を埋めようとするけど、ふとした瞬間に思い出してつらくなったり…。会えないはずなのにどこか期待してしまう、嫌いになりきれないなど、恋の余韻はそう簡単には消えてくれないですよね。
一方で『0日(引きずった経験がない)』と回答した人たちは、「思い返すと大切にしてもらえなかった記憶ばかりで別れてよかったと思う」「次に進めば進むほどいい相手に出会っているから、前の人を思い出すことはあっても後悔は全く感じない」と、失恋にとらわれずに前へ進んでいるよう!
では、失恋から心を切り替えられた人たちは、どんなふうに過ごして忘れていったのでしょうか? 次に『過去の恋愛を忘れるために行動したこと』『失恋から立ち直るきっかけになったこと』『支え・励みになった言葉』をご紹介します。
過去の恋愛を忘れるために行動したこと
◆美味しいものを食べて自分を癒す
「満足するまでスイーツビュッフェで美味しいものを食べて気分転換」
◆文字に書き出して気持ちを整理
「非公開のSNSアカウントに今の気持ちを書き出して気持ちの整理をしていた」
◆自分磨き・新しい趣味の時間を作る
「自分磨きのために始めた筋トレやヨガが趣味になった」
◆恋人に依存せず自立心を養う
「国家資格を取って自立した」
◆失恋を自己理解の材料にする
「相手への気持ちに執着するといった自身の状態がどこから来ているのか、そもそもの源(もと)を探る。」
◆友達との時間を楽しむ
「お酒を飲みながら友達と夜中まで話す。 良いお肉を買って贅沢する」
「ドライブや失恋旅は1人ではなく、少しでも気持ちがほぐれる人と一緒にでかけた」
◆推し活でエネルギーチャージ
「推し活仲間と一緒に、推しのLIVEに参戦。全国各地飛び回って元カレのことを忘れた!」
◆運勢を占ってもらう
「無駄だとわかっていても、友人と占いの館に行った」
◆とりあえず次の恋に進んでみる
「人と関わりたくなかったが、マッチングアプリで他人と話しているうちに気持ちが晴れた」
「友達に愚痴って他の男性を探してもらう」
「少しでもいいなと思った人と出かけてみたりする」
失恋から立ち直るきっかけになったこと
「泣きたい気持ちを我慢せずに泣くことによって、だんだん気持ちが薄れていった」
「とにかく予定を入れて忙しくすることで、元カレへの想いを封印しました」
「ひとり行動が苦手だったけど、ひとり旅に出かけたら新しい世界が見えた」
「叶姉妹のブログを読んで恋愛への意識を高めた」
「マッチングアプリで新しい人と会って、自分の属するコミュニティを増やした」
失恋から立ち直る方法は人それぞれですが、友達に話したり思いっきり泣いたりと、“つらい気持ちをなかったことにせず表現する”ことで心がすっきりした人が多いようです。他にも、予定を詰めて気を紛らわせたり、ひとり旅で新しい景色に触れたり、自分磨きや新しい出会いで前を向けるようになった人も。
どんな方法であれ、“自分のための時間を大切にする”ことが少しずつ心を軽くしてくれそうですね。
支えになった言葉・友達からの励みになった言葉
〈その他〉
「相手のいない時間に戻るだけ。元々いなかった時間があったのだから、そのときに戻っただけ。もし縁があるならまた繋がるし、なければそれまでの縁」
「あなたの良さを見てくれる人は絶対いるよ!」
「ありのままで好きになってくれる人を探そうよ」
「今あなたと付き合ってないならそれまでの男の人だったんだよ」
「無理に忘れなくてもいいよ」
ポジティブな言葉を自分にかけたり、友達からの率直なアドバイスにハッとさせられたりして、少しずつ前を向けるようになったという声が多く寄せられました。「無理に忘れなくていいよ」「あなたの良さを見てくれる人は絶対いる」など、心が弱っているときだからこそ優しくてまっすぐな言葉が胸に響き、立ち直るきっかけになった人も多いようです。
失恋すると綺麗になるって本当…?
今回のアンケートでは、『失恋後に綺麗になった』と実感する声が多数! 「見返したくて美容に力を入れた」「自分に似合うメイクを覚えた」と前向きな努力のエピソードが目立ち、なかには「自分の感情をコントロールできるようになり、綺麗になった」とのコメントも。これは、心の余裕が見た目の美しさにつながったという意味が込められていそうですね♡
また、「我慢ばかりで気持ちを伝えられなかったけど、意見を言うことは悪くないと気づけた」「彼しかいないと思ってたけど、それは執着だった」「知人に“あなたはやり切ったよ”と言われて救われた」など、内面的にも大きな成長を感じられているようです。
失恋は本当につらい経験ですが、自分を見つめ直し、より魅力的になれるチャンスでもあるのかも。
恋は、正解がないからこそ悩んだり、苦しくなったりするもの。だからこそ、失恋時に落ち込んだり引きずったりするのは決して悪いことではありません。大切なのは、「よし、次に進んでみよう」と思えるくらい、自分の心に少しゆとりを持たせてあげることだと思います。
そのためには、恋愛だけに依存せず、趣味や仕事、友達との時間などさまざまな方向に心の拠り所を増やしていくのもひとつの方法。「また恋をしてみよう」となったときに、無理なく一歩をふみ出せたらいいですよね♡(Mai)