贈り物もいいけど、実は○○が喜ばれます。「母の日」に本当に欲しいもの、お母さんたちに聞いたら…泣けた

ゴールデンウィークも終了間近。次にやってくるイベント、「母の日」は5月11日。皆さんは今年の「母の日」に何をするか、もう決めましたか?

今回はくふう生活者総合研究所が全国6,241名を対象に行った調査をもとに、母の日について見ていきます! 全国の母からのぶっちゃけた本音も沢山届いているので、ぜひ参考にしみてくださいね♪

今年の母の日に何かする?

2025年の「母の日」は5月11日(日)。48.3%と約半数の人が母親に贈り物やその他の方法で「感謝の気持ちを伝える予定である」と回答してくれました。多くの人が「今年の母の日には何かしよう!」と意気込んでいるようですね。

■具体的には何するの?

「物を贈る」(84.4%)と回答した人が圧倒的大多数。ちなみに、贈る物は花束やアレンジメントなどの「花」(58.4%)、「菓子・スイーツ」(42.3%)が主流でした。

【母の本音】「母の日」にしてほしいことはコレ!

一年に一度の母の日。せっかくなら「お母さんの一番喜ぶことをしたい!」と思っている人も多いはず。という事で、今回は母からの、母の日に対するリアルな声を調査してきました↓

まずは「母の日に最もして欲しいこと」について質問したところ、「一緒に時間を過ごしたい」(23.6%)が最多で、「感謝の気持ちを伝えてほしい」(16.7%)、「贈り物が欲しい」(11.9%)などが続きました。

母の日といえば「贈り物を贈る」というイメージも強いですが、意外にも「贈り物が欲しい」人は約1割。モノをもらうことにこだわらず、一緒に過ごす時間や感謝の気持ちなどを望んでいる様子が分かりました◎ さて、ここからはしてほしいこと別に、さらに深掘りしていきます。母の日にしたいことも考えながら、読んでみてくださいね♪

■「一緒に○○して過ごしたい!」母の日にはこれをしてみては?

母の日にしてほしいことで、一番声の集まった「一緒に時間を過ごしたい」という項目。実際にはどんなことをして過ごすのが理想的なのかも調査してみました。

最も人気だったのは「外食」(58.7%)でした。その他には「日帰り旅行」(25.4%)、「宿泊旅行」(18.3%)と非日常の時間を一緒に楽しみたい人も多い一方、「一緒にいるだけでよい」(28.5%)、「買い物」(22.4%)、「自宅での食事」(21.3%)と、特別なことはせず日常の時間を共有したい人も多い印象でした。

「一緒に時間を過ごしたい」理由(アンケートの声より)

  • 食事の準備や片付けをしなくてよい外食をしながら、他愛ないおしゃべりをして時間を共有したいから(外食希望/60代女性)
  • 一緒に暮らしていてもお互い仕事から帰ってきたらそれぞれ別に過ごしていて、ごはんを食べる時くらいしか話もしないので、普段と違う目線での話ができそうな気がする(外食・宿泊旅行希望/70代以上女性)
  • 元気で記憶が残るうちに娘と同じ思い出を共有したい(日帰り旅行希望/40代女性)
  • 社会人になって独立してから、ゆっくり会って話す機会が減ったので(一緒にいるだけでよい/50代女性)

普段は仕事や学校などで忙しく、あまり会話できていない人も多いと思います。そこで母の日を機にリラックスしたい時間を一緒に過ごしてみては?

■やっぱり感謝を口にしてほしい…! その理由は?

2番目に多かった対面、電話、メールなどで、感謝の気持ちを言葉にして伝えて欲しいという声。アンケートの理由コメントには、「言葉にして伝えられることが一番うれしいから」という声が多い一方、家事など母親が当たり前のようにやっていることに対して感謝の気持ちを持ってほしいという、家族に対する不満の声も見られました。

「感謝の気持ちを伝えて欲しい」理由(アンケートの声より)

■「言葉が一番うれしい」という声

  • 子どもからのありがとうの気持ちだけで頑張れるから(50代女性)
  • ありがとう(*^^*)の言葉だけで、笑顔になれるから!(50代女性)
  • モノよりも、想ってもらえることがうれしい(50代女性)

■「当たり前になっていることに感謝の気持ちを持ってほしい」という声

  • お父さんが家事をしてくれると感謝の言葉をかけるけど、普段たくさんの家事をこなしているお母さんには何にもないし、当たり前みたいになってるのが少し不満なので、言葉がほしい(50代女性)
  • 普段感謝の言葉もなく、やってもらうのが当たり前な感じだから(40代女性)
  • いつも当たり前に過ごしていることが母のおかげと思って欲しい(50代女性)

照れくさくても、母の日だけは素直に感謝を伝えてみるのも大切! 喜んでくれること間違いナシです♪

■「贈り物」をあげるとしたら、○○がオススメ。

続いては「贈り物」が欲しいという人に「どんなものが欲しいですか?」と聞いてみました。

結果、一番人気だったのは「花」(37.3%)で、そこに「菓子・スイーツ」(26.6%)が続きました。どちらも、「自分では買わないものをプレゼントされるとうれしい」という声が多数! 普段より少しお高めのものを用意して、日頃の感謝を伝えるのもよさそうですね。

母の日の贈り物に欲しいものとその理由(アンケートの声より)

  • 母の日以外に花をもらう機会がない(花を希望/50代女性)
  • 別々に住みさみしくなったので、花を贈ってもらうと家のなかが明るくなる(花を希望/50代女性)
  • 家族にとってお花を買う行為はハードルが高いと思うから、頑張って買ってくれたその気持ちがきっとうれしい(花を希望/50代女性)
  • 普段食べないようなお菓子が楽しみ(菓子・スイーツ希望/60代女性)
  • 身につけられるもので、存在を感じたい(服飾小物希望/40代女性)
  • やっぱり自分の好きな物が買えるから(現金希望/50代女性)

貰うと気持ちも家自体も華やかになる、花の贈り物が人気な様子。普段はあげない機会が少ないからこそ、特別な贈り物になりそうですね!

■休憩もとらせて…。多忙な母親の切実な本音はこれ。

特に忙しい子育て世代を中心に、「ひとり時間」を望む声がありました。母の日くらいはあえて母親の役割から離れてゆっくりしたいという、切実な本音が挙がりました。

1人でゆっくりさせて欲しい理由(アンケートの声より)

  • いつもバタバタしてるから1人時間が一番のプレゼント(30代女性)
  • 年に一度程度1人の時間がもらえるとリフレッシュできてうれしい。あえて母の日だけ母業務から解放され、夫・子どもも母なしで過ごしてみるというのもいいかなと思いました(30代女性)
  • 母の日だからこそ、私の好きなことをする日にと家を送り出してくれたらうれしいです(30代女性)

普段から忙しいと「何もかも忘れたい!」という気持ちになることもあるはず。日常から解放された「時間」をプレゼントするのも良いのかもしれません。

■特に○○をしてあげて! 家事手伝いの中でも特に喜ばれるものが判明。

家事の手伝いを希望する人からは、「食事作り」を代わりにやって欲しいという声が多数。

家事を任せることで「うれしい」「ラクできる」という理由のほか、家事の大変さを体験することで「日頃の母親の苦労を知って欲しい」「ありがたみを感じて欲しい」という理由もありました。

手伝って欲しい家事とその理由(アンケートの声より)

  • 夕飯を作って欲しい。いつも自分が作るから違う人が作った夕飯を食べたいから(60代女性)・食器の片付け、皿洗いなど。自発的に動いてくれて、洗い物などをしてくれると、個人的にうれしい(40代女性)
  • 一日、家事を全てしてほしい。毎日してもらってることが当たり前と思ってほしくないので感謝の気持ちをもって欲しいから(40代女性)
  • 料理や掃除を一緒にして欲しい。誰かのために何かをする体験をして欲しいから(40代女性)
  • 夕飯を作って欲しいと思います。子ども中心に段取りしてもらうことで夕飯作りがどれだけ大変か知って欲しいです(40代女性)

普段当たり前にやってもらっている家事をやってみることで、改めてその大変さが分かるかも。特に工程も多く大変な「食事作り」をやってみると喜ばれるかも?


今回は来たる母の日に向けて、お母さんたちの本音と共に「母の日」について見ていきました。照れくさくて、中々いう事の出来ない感謝を伝えることができるいい機会。贈り物だけでなく、言葉や時間、素敵な体験など、色んな方法で感謝伝える事ができそうですね♪ いままで母の日に何もしてこなかったという人も、今年は何かしてみてはいかが…? (おだかれん)

情報提供元/くふう生活者総合研究所