感情的で思いが外に出やすい人は、そのわかりやすさから相手に安心感を抱かせる反面、秘めた気持ちまで悟られやすく、損をしてしまうこともありますよね。とはいえ、総じて愛されるキャラクターの人が多いと言えます。ただ、そこに付け込まれることも少なくありません。果たしてあなたはどういう性格の人なのでしょうか?
今回は、手相占いでわかる「恋愛・人間関係の傾向」についてご紹介いたします。

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Contents
意味・定義
感情線は、小指の下から人差し指もしくは親指の方向に向かって、手のひらを横断するように伸びる線のことを指します。この感情線は、あなたのメンタルの状態や友人・恋人への感情表現、物事の受け止め方などを示すもの。別名“愛情線”とも言われ、喜怒哀楽などあらゆる感情を表し、愛情が深いほど感情線が長くなり、線が乱れがちだとされています。あなたの心の動きが、感情線の形状をそのまま表していると考えてください。
【1】感情線の形状から見るおおまかな恋愛傾向
感情線はその人の恋の傾向や人付き合いをあらわすものです。もし恋愛がうまくいかずに悩んでいる場合は、感情線をよく観察してみましょう。感情線の起点が上に行けば行くほど物質的で主観的な考え方の持ち主になり、下にいけば行くほど、精神的で客観的な傾向になります。
また、感情線の末端が上に行けば行くほど感情的な性格が強くなり、水平に近づくにつれて冷静沈着な性格が強くなります。そして鎖状の場合は、性格的に敏感で情緒不安定な傾向と言えます。
【2】感情線の始点の位置が高いと激情家に
感情線の起点は、小指の下から手首のシワの間を見て上から4分の1を標準とします。標準よりも起点が上から伸びるタイプは、情熱的でワガママな人だと言えます。感情表現が豊かですが、その分自分をコントロールできない場合も。感情線が上になればなるほど、激情家で自分が抑えられなくなる傾向になるといえます。
逆に、標準よりも下から伸びる場合は、クールで客観的に物事を見るタイプなため、理性的で落ち着いた振る舞いができるでしょう。下になればなるほど、冷静でクールな傾向が強くなるでしょう。
【3】感情線が濃いと感性豊かで魅力的
感情線が濃い場合は、相手に対する状の深さや共感する能力が強いといえます。恋の経験を通して成長するため魅力的な性格となるでしょう。芸術家や感性を使って何かを生み出す職業の人は、濃い感情線の場合が多いといえます。
また、感情線が薄い人は理論的に物事を考える能力に長けており、周囲の意見に流されにくい傾向があります。どちらが良いという訳ではありませんが、感情線は手相の中でも重要な役割を果たしており、主に生命線と頭脳線の影響を大きく受けることになります。
【4】まっすぐな感情線はクールで恋に溺れない
この手相の人は、恋愛にのめり込まない(のめり込めない)クールな性格であることが多いといえます。感情線がまっすぐ伸びている相の持ち主は、異性に対して冷静で客観的な視点を持っています。そのため、恋愛感情よりも相手の条件やステータスなどが気になるかも。恋愛よりも仕事に打ち込む人が多く、専業主婦には向かないといえそうです。この手相の持ち主で、肉厚な手の人は、ドライな関係を好む遊び上手です。逆に肉が薄い場合は、自分の世界観を謳歌する独身貴族タイプです。
【5】感情線が下がっていると押しに弱いロマンチスト
感情線が下がっている相の持ち主は、ロマンチストで押しが弱いタイプ。異性に対する押しが弱く、相手がその気になってもその場のムードに満足してしまい、絶好のチャンスを逃してしまう傾向があります。また、中指の下あたりで感情線が下に下がっている人は、かなり妄想傾向が強め。現実的な話が苦手で神経質なところがあります。いずれにしても、もう少し現実に目を向ければ恋のチャンスを活かせるようになるでしょう。
【6】枝分かれの感情線は恋に気を遣うタイプ
感情線は喜怒哀楽などあらゆる感情を表し、先端の形状は愛情の向け方や恋の器用さをあらわしています。感情線の先端が1本であれば思いやりがあり、自分の気持ちをストレートに伝えられるタイプ。そして、先端が二股だと周囲に気を遣うがゆえに硬派でマジメな性格であるといえるでしょう。
一方、房状の場合は“恋に疲れた”状態。一度、恋愛から離れて自分の心を満たすことに注力した方がいいかも。先端全体がスッキリしているほど、情に溺れず素直です。
【7】感情線が途中で切れているのは気まぐれな性格
感情線が途中で切れている手相の人は、気まぐれで愛情が長続きしない傾向にあるようです。細かく短い感情線が連続している人は、気分にムラがあり、そのときの感情に左右されやすいので、恋人以外の相手からの誘惑に弱いといえます。付き合いも波があるため、ベタベタしない現代的な交際が理想的でしょう。さらに知能線も勢いがなく切れ切れの場合は、優柔不断な傾向が一層強くなるでしょう。一人の人を大切にするよう努力すれば、少しずつ線が繋がり変わっていくでしょう。
おわりに
感受性豊かで思っていることや気持ちが顔に出ると、安心されたり愛される反面、どうしても人間関係に摩擦が生じてしまいます。でも、傷ついたりつらい思いをするたびに人間として一皮むけていくので、とても魅力的な人が多いのもまた事実。もしかすると長い目で見れば、人生を謳歌できるタイプなのかもしれません。
ただし、感情に振り回されないように、しっかりと自分の心の手綱を握っておくことも大切ですね。
(脇田尚揮/ライター)