クローゼットも春に!ヒートテックインナーの仕分け法
季節は冬から春に。お休みの日はコートはクリーニングに出したりニットをしまったり…衣替えを始めた!という人も多いのでは? そしてこの時季に悩むのが、冬用の機能性インナーの収納方法。毎シーズン新しいヒートテックを新調している人にとって、厚手の素材やカップ付きのヒートテックなど、意外とかさばるあったかインナーは衣替えのタイミングで〝残すor手放す〟の仕分けをしておきたいところ。
そこで今回は、ヒートテックの買い替えどきが分からない! という人のために、ヒートテックインナーの寿命を見極めるポイントをご紹介。おしゃれプロが実践している裏ワザで溜まったインナーをスリム化しましょう♪
その① 機能性はいかに?生地の劣化具合を確認する
そもそもヒートテックインナーって寿命があるの?という疑問ですが、以前ユニクロさんに取材をしたところ、「ある」という回答に。 まず、生地が伸びてきたと感じたらそれが買い替えのひとつのサインになるそうです。
そこで、筆者の私物ヒートテックインナー4枚で、消耗具合など見極めポイントを早速チェック!
■生地の劣化具合をチェックする
パッと見た感じでは大きな変化はありませんが、着用や洗濯で生地の劣化はどうしても進んでしまうもの。生地(ポリウレタン糸)が劣化するとストレッチ性が低下→生地が伸びて体に密着しないため、あたたかさを感じにくくなってしまうそうです(取り扱い状況や保管状態により異なります)。
お気に入りで着ていたヒートテックのコットンTは、首元のヨレが気になるレベル。首以外に〝伸びてる感〟はさほど感じないものの、生地が薄くなっていることは見て明らか。しかし、まだ着られる…という理由で即断できず。一旦保留!
こちらのヒートテックインナーは首元と身ごろに〝伸びてる感〟あり。ウエストラインがくびれていて、ニットやシャツを重ねてもすっきり見える「マメクロゴウチ」コラボのもので、着用頻度は確かに多かった…(再販希望!!)。
ストレッチ性をできるだけ長くキープしたい!という人は、洗濯ネットを使用するか、手洗いがおすすめだそう!
その② 販売年で買い替えの時期を決める!
見た感じ、そこまで劣化を感じない…まだ着られそうだけど、買ったのはだいぶ前…など、見た目だけではジャッジが難しいときは、ヒートテックの販売年を参考に〝残すor手放す〟を決めるのも手。
■ヒートテック販売年の見方
洗濯タグまたは商品に記載の27または37から始まる数字をチェック! ヒートテックに直接プリントされているものもあるので、左脇にタグがない場合はインナーの裏面を要確認。
<タグ記載の場合>
<インナー裏面の場合>
裏面プリントの場合、27または37から始まる数字の右横に、販売年の西暦がプリントされていることも。タグさえ見れば簡単にチェックできる!
例:271-457949(34-13)の場合→カッコ内最初の数字が、西暦の一桁目です!
(34-XX)…2023年、2013年、2003年
(04-XX)…2010年、2020年
ちなみに、カッコ内の二番目の数字は季節を表し、1=春、2=夏、3=秋、4=冬を指しているので、(34-XX)の場合は、冬(4)の販売となります。
★ヒートテックインナー3枚の販売年を調べてみた!
【2023年冬】
首元がヨレていたものの、まだ着られるし…と迷ったグレーの長袖Tシャツですが、2年以上かなりの頻度で洗濯をしてきたので、これまでの感謝を気持ちを込めてお役御免に。
【2023年冬】
白のハイネックインナーは、2023年に販売されたものでしたが、使用頻度が低い&2年目ということで来季も継続! シアー感が今っぽいので、秋から再び着用予定。クローゼットに戻しました♪
【2022年冬】
2年以上も寒い日を支えてくれたハイネックのヒートテックインナーは、毛玉&リブの伸びもあったのでこれを機に手放すことに。
\役目を終えたヒートテックはこの3枚/
今回は、私物のヒートテックインナー6枚のうち、2024~2025年に販売された2枚を除く、4枚のインナーを自己鑑定。結果、3枚のヒートテックインナーにお別れを告げ、リサイクル活用させていただきました。数年間、フル回転で冬のおしゃれを支えてくれたヒートテックのスタメンたち、たくさんあたためてくれてありがとう♡
ヒートテックを整理しておしゃれ上手に♪
あったかくて便利なユニクロのヒートテックシリーズは、デザインや機能性がアップデートされるたびについつい欲しくなるアイテムですよね。その結果、知らないうちに増えてしまった! どれが古いヒートテックが分からない! 引き出しがパンパン!なんて声も。おしゃれを楽しむためにも、今が整理のGOODタイミングです。衣替えを始める春こそ、残すものとお別れするヒートテックを仕分けして、クローゼットをすっきりさせてみませんか?