出会ったきっかけ、付き合った期間、結婚の決め手…既婚者1000人に、とにかくリアルに探ってみた。

「結婚したいけど、まだリアルな姿が想像できない…」という悩みを持っている方はいませんか?

今回はソニー生命保険株式会社が有職の配偶者がいる20歳~39歳の有職者、男女1000人に行った調査を元に、「20代・30代共働き夫婦の生活意識調査」について見ていきます。 周りの友達から、結婚生活の話を聞いてもいまいちピンとこない、そんな皆さんは特に必見です!

交際期間・同棲期間、実際は平均○年ぐらいです♡

まずは皆さんに「結婚前の交際期間」「結婚前の同棲期間」、そして「現在の結婚期間」について質問してみました! 結果はこちらです。

 

■付き合って、〇年で結婚しました♡

まず結婚前の交際期間を聞いたところ、「1年~3年未満」(44.8%)、「3年~5年未満」(24.0%)に回答が集まり、平均は3.1年でした。

また年代別にみると、交際期間の平均は、20代2.7年、30代3.6年と、20代のほうが交際期間短めで結婚に至る傾向が判明しました!

■同棲期間の平均は〇年でした。

続いて、結婚前の同棲期間について聞いてみたところ、「6ヶ月未満」(16.9%)や「6ヶ月~1年未満」(19.9%)に回答が集まり、平均は0.7年でした。

一方、一番回答が集まったのは「結婚前に同棲はしていない」という項目。結婚前の同棲では、お互いの細かな価値観が分かるなどのメリットもある反面、喧嘩が必要以上に増えてしまう事もあるというデメリットも…。パートナーと同棲の「メリット・デメリット」について詳しく話しておくと良さそうですね◎

■ちなみに、皆さんの結婚期間はこのぐらいです↓

最後に皆さんの「結婚期間」について尋ねたところ、「1年~3年未満」(26.2%)や「3年~5年未満」(26.1%)、「5年~10年未満」(26.3%)との声が多く聞かれました。結婚期間、平均5.1年皆さんが届けてくれるリアルな結婚・結婚生活について見ていきましょう!

出会ったきっかけ、教えてください!

続いて「出会ったきっかけ」について質問してみたところ…

出会ったきっかけは、「職場(アルバイト先除く)」(21.6%)が最も高くなりました。20・30代の生活の中心ともなる職場での恋愛が多いようです。次いで高くなったのは、「友人の紹介」(17.0%)、「学校(部活・サークル除く)」(15.6%)、「マッチングアプリ」(11.3%)、「飲み会・合コン」(9.2%)でした。

ここで、最初に出会ったきっかけが「マッチングアプリ」「SNS」の人の「結婚前の交際期間」を調査。平均は2.7年となり、全体(3.1年)と比べて0.4年短くなる結果になりました。自ら出会いを求めて動いていたからか「マッチングアプリ・SNSきっかけ」の人達の方が、結婚まで少しスピーディーに進んだようです。

パートナーを選んだ「決め手」、どんなところですか?

人生を共にするパートナーを決める「結婚」。そんな重大な決断の決め手はどこだったのでしょうか?

『この人と結婚しよう!』と思った結婚の決め手になったことを聞いたところ、「人柄」(49.3%)が最も高くなり、「価値観」(32.1%)、「容姿」(21.7%)、「礼儀正しさ」(17.3%)、「食の好み」(17.0%)が続きました。

また男女別にみると、女性では「人柄」が55.8%と、男性と比べて10ポイント以上高くなりました。誰に対しても優しかったり、思いやりを持っていたり…! 人柄の良い人は一緒にいるだけで安心できることからも、結婚の決め手になることが多いのかもしれません。

共働き夫婦の生きがい&趣味、リアルはこんな感じです。

仕事に家庭に、忙しい毎日を過ごしている「共働き夫婦」の皆さん。そんな方々の「生きがい」「趣味」について聞いてきました↓

まずは「生きがい」になっているものについて質問。「家族」(49.0%)が最も高くなりました。家族の存在をかけがえのないものとして捉えている人が多いようですね♡ そして、「趣味」(35.8%)、「食事・お酒」(32.7%)、「友人との交流」(21.9%)、「仕事」(15.0%)と続きました。

パートナーや子供のことを支えつつ、「家族が生きがい!」と思えるほど家族に支えられつつの生活、とても素敵ですね♪

■忙しい毎日を彩る「趣味」。こんなものを楽しんでます!

自分のご褒美的感覚でも楽しめる「趣味」の時間。皆さんはどんな趣味を持っているか伺ってみると…

「旅行」(32.0%)が最も高くなり、「外食」(25.0%)、「アニメ・漫画」(24.1%)、「ドラマ・映画」(20.1%)、「音楽」(19.6%)が続きました。

男女・年代別にみると、20代男性では「スポーツ」、30代男性と20代女性、30代女性では「旅行」が1位でした。非日常感を存分に味わえるからか、旅行が圧倒的人気に! また体力のある20代男性は汗をかいてリフレッシュしている人も多そうですね♪

その趣味、誰と楽しんでる??

趣味として挙がった全体の上位5項目について、誰と一緒に楽しんでいるか聞いてみると、【旅行】と【外食】では「配偶者」、【アニメ・漫画】【ドラマ・映画】【音楽】では「一人で」が最も高くなりました。

また男女別にみると、男性では【ドラマ・映画】と【音楽】で「配偶者」が最も高くなりました。

1人でも楽しめる趣味だけど、パートナーと共有して楽しんでいる人が多数! 身近なパートナーと趣味について話せる時間を作って、さらに趣味を充実させてる人が多いようです。

家計の管理~生活費の内訳、貯金まで! 気になるお金事情がこちら。

■誰が家計管理してる?

自身の家庭では、誰が家計を管理しているか聞いたところ、「主に夫」は27.9%、「主に妻」は43.9%、「夫婦別々」は19.9%、「親」は1.2%、「管理していない」は7.1%となりました。妻が家計管理を担っている家庭が多いようです。

また居住エリア別にみると、東海と近畿では「主に夫」、北海道・東北と中国・四国、九州・沖縄では「主に妻」、北陸・甲信越では「夫婦別々」がそれぞれ他の居住エリアと比べて高くなりました。

■生活費、どのくらいかかってますか?

毎月のチリツモで意外と痛いのが「生活費」。そんな生活費、まずは「毎月いくらかかっていますか?」と聞いたところ…

「5万円~10万円未満」(13.7%)や「10万円~15万円未満」(13.1%)、「15万円~20万円未満」(12.0%)に回答が集まり、平均は14.9万円でした。一方、「わからない(把握していない)」(24.9%)という回答してくれた人も一定以上いる結果に。

家計の管理状況別にみると、やはり、家庭の毎月の生活費を把握していない人は、自身が家計管理をしていない場合が多数。意外なところに節約ポイントがあるかもしれないので、これを機に少し気にしてみるのも良いかもしれません。

■誰の収入で生活費を負担している?

続いては主に誰の収入で生活費を負担しているか聞いたところ、「主に夫」は55.3%、「主に妻」は11.8%、「夫婦平等に負担」は30.4%、「主に親・義理の親」は2.4%となりました。また居住地別で見ても各地域ごとに差がかなり現れました。

■一番の出費はやっぱり○○です…

また、毎月の生活費の中で一番大きな出費になっているものを聞いたところ…

「住居費」(49.8%)が突出して高くなりました。毎月の住宅ローンの返済や家賃の支払いは家計において大きな比重を占める事間違いなし。大きな負担に感じている人も多そうです。そして、次いで高くなったのは、「食費」(24.1%)、「日用品費」(4.2%)、「水道光熱費」(4.0%)、「交通・自動車関連費」(2.6%)でした。

持ち家の有無、居住地の場所などでも負担の感じ方に差がありそうですが、毎月固定でお金が出ていってしまうのは、やはり大きな出費に感じますよね。

■毎月の貯金・資産運用額は?

家庭の毎月の貯蓄・資産運用額を聞いたところ、「わからない(把握もしていない)」が32.1%と特に高くなったほか、「3万円未満」(12.4%)や「3万円~5万円未満」(13.1%)、「5万円~10万円未満」(13.8%)にも回答が集まり、平均は9.9万円でした。

世帯年収別にみると、家庭の毎月の貯蓄・資産運用額の平均は、世帯年収が上がるほど多くなる傾向が。世帯年収1000万円以上の層をチェックすると、20.0万円でした。そして家計の管理状況別にみると、家庭の毎月の貯蓄・資産運用額を把握していない人の割合は、家計を自身で管理していない人では44.4%と、家計を自身で管理している人(25.3%)と比べて19.1ポイント高くなりました。

また貯蓄・資産運用をしている人(641名)に、自身の家庭では、どのような方法で貯蓄・資産運用をしているか聞いたところ、「預金・貯金」(48.2%)が最も高くなり、「投資信託(NISAのつみたて投資枠など)」(41.0%)、「株式投資」(24.0%)、「個人年金保険」(18.3%)、「財形貯蓄」「暗号資産(仮想通貨)投資」(いずれも12.5%)が続きました。

貯蓄・資産運用はあくまでもプラスの話。ですが、正しい知識を身に着けることで自身の資産を増やせる可能性も大なので、勉強してみるのもオススメです◎

■家計の相談相手はいる?

意外と相談が難しい家計の話。「相談できる相手がいる人はどれくらいいるのか」・「誰に相談しているのか」などを着てみました。↓

まず、家計のことを相談する相手がいるか聞いたところ、「いる」は72.9%、「いない」は27.1%となりました。家計について悩みや困ったことがあった際に、誰にも相談できないという人も一定数いる模様…。

続いて、家計のことを相談する相手がいる人に相談する相手を聞いたところ、「配偶者」(63.8%)が突出して高くなり、「親・義理の親」(27.7%)、「友人」(15.5%)、「お金の専門家(ファイナンシャルプランナーなど)」(13.9%)、「職場の同僚・上司」(10.7%)が続きました。

相談相手に悩んでいた人は、まず共に生活しているパートナーへの相談を検討してみると良いかも。ただ、二人ではわからないことや不安なことが出てきてしまう事も。そんな時はいっそのこと、お金の専門家に頼ってみると悩みが解消されるかもしれません◎


今回は「共働き夫婦のリアル」についてお届けしました。出費の話や、資産運用のリアルなど、「実際の生活」が想像できた人も多いのではないでしょうか? 結婚を考えている人も、考えていない人もこれからの人生プランを描くうえでの参考にしていただければ幸いです! (おだかれん)

情報提供元/ソニー生命保険株式会社 写真/(c)Shutterstock.com