「三角形を意識するとコーデが決まる!」KARENさん流〝バランスのいい〟着こなし術を深堀り♡

あか抜けてる!おしゃれな人の「センスの素」

SNSで垣間見える生活が洗練されていて、〝らしさ〟があるカッコイイ女性に憧れる! では、「センスがいい」って感じる人は、どんなおしゃれをしてどんな暮らしをしているの? ここでは、おしゃれな人のセンスを言語化するべく、CanCam世代の憧れ、KARENさんのファッションやライフスタイルを深ボリしていきます!

KARENさんプロフィール
Instagram:@karen.kgy
1995年11月10日生まれ。大学時代にデザイン会社のアシスタントとして働いていたものの、個人としてのSNSコンテンツ制作の依頼が増え、独立して2023年会社を立ち上げる。芯のあるスタイルと、親しみやすい関西弁も魅力♡

★↓KARENさんのお部屋も素敵!

芯のあるファッションや暮らしぶりは憧れの的!

コート(AKTE)、セットアップ(リムアーク)、バッグ(ミュウミュウ)、靴(メゾン マルジェラ)、メガネ(Re:See)

自分軸ができるとブレない。大事なのは全体像を見る習慣

「ファッションは自分を表現するもの。着ていて気分が上がるかどうかが重要やと思うので、とにかくインプットをたくさんして、どんなスタイルが好きなのか、まずは自己理解を深めるのが大切やなと思っていて。私もピンタレストでひたすら好きなスタイリングを日々ためて、それを基にコーデを組んでます。私はちょっとエッジの効いた服が好き。色や柄ではなくて、シルエットに個性があるものが好きなんです。SNSで発信をし始めてからイベントで東京に行く機会が増えて「個性出さな…!!」みたいになったのが自分らしさを意識しだしたきっかけなのかな?

スタイリングもシルエット重視で、心がけているのは下重心のバランス。下をボリューミィにして頭をキュッとタイトにした三角形フォルムを意識してます。あとは全体像を見る習慣があると、センスが磨かれていくのかな。鏡を見ずに慌てて家を出て、電車のガラスに映った自分を見て「待って、今日服変かも!!」ってなることあるじゃないですか。自分のコーデを写真に撮って見てみるのもいいと思います。全体のバランスが見れて、いったん冷静になれる(笑)。その積み重ねでブラッシュアップしていったら、いつか自分ルールが生まれて、トレンドを取り入れてもどこか一本芯が通ったスタイルができていく気がします」

■FASHION HISTORY

中学生…ガーリーな服が大好き! おこづかいの中で買えるプチプラな服を日々模索。

高校生…ダンス部に入り洋楽に目覚め、海外セレブのスタイルに憧れる。

大学生…SNS発信をスタート。メイクも服も盛り盛りのギャル時代。

現在…シンプルをベースに、自分らしい個性を重視したスタイルに。

KARENさんのセンスの素はこの6つ

■Fashion…ひとクセあるシンプルスタイルが私のベーシック!

色はベーシック、デザインはモードに

「ちょっとやりすぎくらいのワイドなパンツとか、カットワークデザインなど、シルエットにひとクセある服が好き。どこかにエッジを効かせたら、ガチャガチャしないように色や柄はシンプルにまとめるのが基本スタイルです」

■Beauty…髪はタイトにまとめて頭身バランスをUP

三角形を意識するとコーデが決まる!

「ボトムにボリュームがあるスタイルが好きなので、頭はなるべく主張しないようにコンパクトに」

「下重心のコーデでメリハリをつけて」

「髪が広がりやすいタイプなんですが、〝クールグリース〟のワックスは髪をしっかり抑えてくれる! オイルに混ぜて愛用してます」

■Lifestyle…観葉植物は×シルバーでほっこり見せない!

無機質な家具でモダンな雰囲気に

「基本家で仕事をしているので、自分でコーデを撮影できる空間が必要で、おうちもスタジオ感のあるムードで探しました。観葉植物はあえてシルバー家具やモルタル床など、無機質なものと組み合わせることでシャープな印象に」

■Fashion…旅先では普段しないおしゃれで感性を刺激

旅のおしゃれはテーマを決めて。イタリアではカラフルに♪

「旅行のおしゃれって特別! その国に寄せてコーディネートをするのが楽しいんです。日本では着にくい服も着られるし、自分らしくないかなって服にもあえて挑戦します。現地でしか買えない服に出合えるのも、旅の醍醐味!」

フランスでのコーデはこちら。

■Beauty…メイクはリップが主役!

リップをきかせると印象が引き締まる

「実は全然意識してなかったんですけど、〝KARENちゃんといえばリップ〟ってみんなに言われます(笑)。服の色がシンプルだから、無意識に発色のいいものを選んでいるのかも」

「ちょっと暗めのブラウン寄りの赤が今の気分です。マットかつ深みのあるカラーが◎」

■Fashion…カブりがちなロゴアイテムは古着で個性を出す

オンリーワンな一着に出合える古着が好き

「海外に行ったら、必ず古着屋さんをチェック。最近ではロンドンのブリックレーンっていう古着の通りにも行きました」

「スポーツブランドとかロゴがキャッチーな服は日本だとカブりがちなので、古着店で掘り出し物を探します」

シルエットにこだわることがマイルール

自分らしいメイクやオンリーワンの服を見つけたり、KARENさんのように芯が通った〝センスの素〟があると、おしゃれも暮らしも洗練されていくのかも。2025は、ファッション・美容・ライフスタイルで自分の軸になるものを見つけてセンスを磨いていきましょ♪

CanCam2月号「おしゃれなあの人に聞いた『センスの素』」より 撮影/三吉杏奈(TRON) ヘア&メイク/MINAMI 構成/石黒千晶、山木晴菜 Web構成/稲垣あすか ◆掲載している商品はすべて本人私物です。ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。