ところで、猛暑の今年。「（この演劇を観たら）体感温度はどれぐらい下がりそうですか？」という質問に、「氷点下でしょうね」と勝村さん。続けて、「全球凍結（地球全体が凍ってしまうこと）に近いものが、瞬間、あると思います」と教えてくれました。
岡田さんも「（ストーリーを）知っていても怖いから、知らなかったらもっと怖いと思う」と。実際、ゲネプロで拝見しましたが……真っ暗闇の中、本気で驚く瞬間が何度かあります（寒さに自信がない方は、一枚羽織る物を持っていくことをお勧めします！）。
岡田さんは、本作への意気込みとメッセージを、次のようにコメント。
「二人芝居で、掛け合いも面白いし、そこからくる恐怖もあるので、ぜひ劇場に来ていただけたらうれしいです。先輩（勝村さん）の足を引っ張らないように、一生懸命食らいついて、この1か月を乗り越えたいなと思います」（岡田将生さん）
観客のいない劇場を舞台に、若い俳優と中年の弁護士が、ひたひたと迫ってくる“恐怖の予感”を感じさせる恐ろしい感覚を、この夏、みなさんもぜひ劇場で体験してみませんか？（さとうのりこ）
『ウーマン・イン・ブラック ＜黒い服の女＞』
2015年
8月7日（金）～30日（日）＠パルコ劇場（渋谷）
9月3日（木）・4日（金）＠名古屋市青少年文化センター アートピアホール（名古屋）
9月6日（日）＠りゅーとぴあ・劇場（新潟）
9月8日（火）～12日（土）＠森ノ宮ピロティホール（大阪）
http://www.parco-play.com/web/program/wib2015/
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