推しの子出演で話題♡齊藤なぎさ「櫻井(海音)さんには意外な趣味があって…」

【櫻井海音×齊藤なぎさ】強くて儚い、光と影

ドラマ&映画『【推しの子】』でアクアとルビーの双子役を演じる、神キャストのおふたりがCanCamに降臨♡ 原作に対する愛情とリスペクトを随所に感じられるふたりのお話を聞いたら、今すぐ劇場に行きたくなる…!


櫻井海音

2001年4月13日生まれ、東京都出身。O型。NHK連続テレビ小説『エール』(’20年)で俳優デビューし、『逃げるは恥だが役に立つ』(’21年)、『VIVANT』(’23年)など話題作に出演。Netflixシリーズ『君に届け』が全世界配信中。’25年公開予定の映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』に出演することが決定。

今回、双子役で共演している齊藤さんの推しポイントは?

太陽みたいに明るい存在

「見てのとおり、役柄のルビーそのものというか、常に明るいですし、現場にいるだけで全体が明るくなるような、太陽みたいな存在なんです。人には弱さとか苦しみはあると思うんですけど、それを見せずにいつも明るく振る舞える強さは僕にはないので、すごいなって思います」

人生でいちばん最初に〝推した〟ものは?

つりビットというアイドルグループ

「〝推し〟というものがなく、生きてきたんですよね…(笑)。強いていうと、結構最近なのですが、高校生のときに、つりビットというアイドルグループを推していました。人生初の〝推し〟でしたね。同級生がメンバーだったということもあって、がっつり〝推し活〟をしていました!」

2024年はどんな一年でしたか?

怒涛!!

「映画を撮り続けていた一年だったなって思います。今回の作品『【推しの子】』に向けて、ずっと準備をしていました」

もしも〝〇〇な世界〟があるとしたら、どんな世界に行きたいですか?

SNSがない世界

「僕自身ももちろん見ますけど、あまり好きではないです。自分が何か言われたとかそういうことではなく、まったく関係のない人が誹謗中傷を受けていたりするのを目にするだけで、すごくイヤな気持ちになるんですよね。もしSNSがない世界にいたら、もっと人の心は豊かになるのかなって思うことがたまにあります。でもきっと、なかったら生きていけない人もいるだろうし、SNSから生み出されていることもあるし、一長一短かなとも思います」


齊藤なぎさ

2003年7月6日生まれ、神奈川県出身。AB型。アイドルグループ・=LOVEのメンバーとしてデビューし、’23年にグループを卒業。ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(’22年)、映画『交換ウソ日記』(’23年)、『恋を知らない僕たちは』(’24年)などに出演し、俳優として活躍中。現在放送中の出演ドラマ『私たちが恋する理由』も話題に。

今回、双子役で共演している櫻井さんの推しポイントは?

見た目とのギャップ!

「見た目がクールなので、少し近づきにくいのかなと思いきや、すごく優しくて、面白くて、気さくな方です。お仕事に対しての向き合い方がとてもまっすぐで、撮影現場では頼りになりましたし、心強かったです!」

では、自分の推しポイントは?

ファンへの愛が強いこと

「えーっ、なんか自分で言うのは照れますね(笑)。でも、私を推してくれたら、絶対に幸せにしますっ! 私は、アイドルとして活動していたときからずっと、ファンの方をとても大切に思っていて。皆さんがいなければ、今こうやってお仕事をさせていただくこともできないので…皆さんのおかげで、今の私がいます。その感謝の気持ちは絶対に忘れません!」

人生でいちばん最初に〝推した〟ものは?

山本 彩さん♡

「物心ついたころから、ずっと大好きです。自分にとっての初めての〝推し〟ですし、アイドルに興味を持ったのも彩さんがきっかけだったので。自分に『アイドルになりたい』という夢を与えてくださった存在!」

もしも〝〇〇な世界〟があるとしたら、どんな世界に行きたいですか?

食べても太らない世界(笑)

「それしか望んでいないかも(笑)。人生の一番の楽しみって思うくらい食べることが大好きなんです! 食べているとき、周りの人から大袈裟と言われるくらい、『おいしい〜♡』って言っています。いちばん好きなのは、チョコレートと牛タン!」

2024年はどんな一年でしたか?

「今年は出演した映画が3本公開されて、目まぐるしく様々なことに挑戦させていただいた一年でした。2023年はアイドルを卒業した年でしたけど、今年はステップアップして、色々な作品に携われたことがうれしいです」


映画 『【推しの子】』についてふたりでTALK!

原作漫画、アニメに続き、今回のドラマ&映画化される超話題の作品『【推しの子】』に挑むお気持ちはどうでしたか。

【海音】「僕ら出演者だけではなく、今作に携わったスタッフさんも含め全員が、原作に対する愛情とリスペクトを常に持っていました。原作から世界観を拡張してどうやって実写に落とし込めるか、生身の人間が演じたときに、どういうふうに観てもらえるか、表現できるのかを本当にチーム全体が一丸となって模索しながら闘っていました。そのくらいの熱量だったので、今回このような作品としてできあがったと思います」

【なぎさ】「私は原作を前から読ませていただいていたので、出演が決まったときはうれしいと同時にプレッシャーも大きかったです。原作ファンの方がたくさんいらっしゃる作品なので、できるだけ寄り添い、世界観を大切にしながらみんなで作り上げていったと思います」

【海音】僕もプレッシャーはありましたけど、それよりも前に『この役を他の誰にも演じてほしくない』と、今ここから逃げたら後悔するだろうなという気持ちでした。オファーをいただいたとき、絶対にアクア役をやりたいという気持ちがすごく強かったです」

おふたりは双子役ですが、お互いの初対面の印象はどうでしたか?

【なぎさ】「最初は話しかけにくそうな、クールなイメージで、どんな人か全然つかめない、ミステリアスな感じだと思っていました。正直、仲よくなれるかなってちょっと不安もあったのですが、現場に入ったらイメージと全然違ってたんですよね。気さくだし、頼りがいもあるし、どんどん打ち解けていきました。あと、少しからかいがいがあるというか(笑)」

【海音】「おじさんって言われてました(笑)。キャストの方はみんな妹みたいな感じで」

【なぎさ】「櫻井さんは焼き鳥が大好きで、撮影現場で焼き鳥がいかにおいしいかを布教していたんですよ(笑)。趣味がちょっと意外というか…」

【海音】「最初に会ったときは、本当に全然話さなかったよね? なんていうか、 そのときはこの作品がどういう方向にいくのかまだわからない状態だったし、お互い探り探りな感じで、緊張感もありました。でも、撮影が進むにつれて、この明るい雰囲気が本当にルビーそのままで、すごくありがたかったです」

世界中から愛される『【推しの子】』の魅力ってなんだと思いますか?

【なぎさ】「キラキラしたアイドルの世界観は人気だと思うし、それだけではないキラキラした裏側の世界も繊細に描いているところが魅力です」

【海音】「何よりも原作が持っているパワー。引き込まれる面白さがあるのは大前提で、そこに愛されるキャラクターと個性がしっかりあって、それぞれにストーリーがあるところ。音楽もそうですし、色々な要素があって、こうやって世界中から愛されているんだと思います」

ふたりの双子度をテスト〜!

今回双子役で共演しているおふたりに、どれだけ共通点があるかチェックしてみました! 果たして、双子度は何パーセント!?

Q.性格はどちらかというと?

おっとり or せっかち

【海音】せっかち

【なぎさ】せっかち

Q.自分で持っていると思うのは?

笑いのセンス or ファッションセンス

【海音】笑いのセンス「迷ったけど、どちらかというと笑いのセンスかな?」

【なぎさ】笑いのセンス

Q.ドラえもんのひみつ道具でほしいのは?

タケコプター or どこでもドア

【海音】どこでもドア

【なぎさ】どこでもドア(即答!)

Q.メールなどでよく使うのは?

絵文字 or スタンプ

【海音】絵文字

【なぎさ】絵文字「気が合いますね(笑)! 」

Q.メールの返信や折り返しの電話は?

すぐする or 忘れちゃう

【海音】忘れちゃう「ついつい忘れてしまいます… 」

【なぎさ】すぐする

Q.得意なのは?

ボケ or ツッコミ

【海音】ボケ(笑)

【なぎさ】ボケ(笑)

Q.優先したいのは?

食欲 or 睡眠欲

【海音】食欲

【なぎさ】食欲

Q.行くとしたら?

世界一怖いジェットコースター or お化け屋敷

【海音】世界一怖いジェットコースター「ほぼ同じ回答! 」

【なぎさ】世界一怖いジェットコースター「双子ですね(笑)! 」

結果は…99%双子(笑)!

ドラマ 『【推しの子】』
Amazon Prime Videoにて世界独占配信中

映画 『【推しの子】』

配給:東映/12月20日公開
累計1800万部以上の売り上げを誇る超人気コミック『【推しの子】』がついにドラマ&映画化。産婦人科医・ゴローの前に、〝推し〟のアイドル・アイが現れるところから始まる物語。〝推しの子〟として生まれ変わるファンタジックさに、サスペンス、そして芸能界という複雑な世界をリアルに描いた傑作。齋藤飛鳥、原 菜乃華、茅島みずき、あのなども出演。
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2
024 映画【推しの子】製作委員会
CanCam2025年1月号「今月のCanCam的キタコレ!」より
撮影/MARCO スタイリスト/藤井晶子(櫻井さん分)、佐藤奈津美(齊藤さん分) ヘア&メイク/高草木 剛(VANITÉS)・吉沢実希(櫻井さん分)、夢月(Three PEACE/齊藤さん分) 構成/小山恵子 WEB構成/久保 葵