猪塚 それでさっきの話の続きですけど、受け身なので、抱きしめるのもお願いされると弱いんです(笑)。いつ、どんな状況でお願いされても、やってあげるほうだと思います。
春日 お願いされたら、駅の改札でチューしちゃうタイプ?(笑)
猪塚 それはしない(笑)。でも駅っていえば、10代のころの彼女と別れるときの想い出が多いですね。別れ際の名残惜しい感じ、ね。
岩田 いまないですもんね、そういう別れ際のドキドキ感! あ~急に思い出したぁ!
春日 どうしたの急に(笑)。
岩田 僕、いまは友だちといたほうが寂しくなるかも。相手は男ですけど、一緒にいる時間が楽しくて、その後にひとりになることを考えたら、急に寂しくなりますよね。僕は昔から、彼女より男友だちを優先しちゃうんです。彼女と一緒にいても、男友だちから誘いの電話が来たら、「ちょっと行ってくるわ」って。
猪塚 それはまだ、本当に好きな人と出逢ってないんだよ。
春日 俺もそんな状況だったら、絶対に行かないね。
岩田 あれ、みんな行かないですか? もし「彼女といるから行けない」って断って、その後に、遊びに誘われなくなるのがイヤなんですよ。
春日 ねぇ、それ本当の友だち?(笑)
岩田 だからいま、劇団プレステージのメンバーがみんな彼女いなくて「よかったなぁ」と思ってます(笑)。
WI ところで、恋愛感情を抜きにして、ちょっと気になっちゃう女性の行動ってありませんか? 彼女だったらなんでもよく見えちゃうところってあるので、そうじゃない女性の行動で。
猪塚 単純かもしれないですけど、“褒められる”と、褒めてくれた女性がすごくいい人に見えちゃいますね。それは、褒められたからうれしいっていうのもあるし、自分の意外な部分を見られていたと思うからです。僕、褒められて伸びるタイプなんです(笑)。
春日 僕は根本的に、男女の友情が成立しない派だから、恋愛感情抜きで女性をあまり見ることないかもしれないです。でも、気になる女性……ってことで考えると、積極的な女性ですね。僕が消極的なので、積極的にこられるとドキドキするし、「俺のこと好きなのかな」って勘違いしやすいかも(笑)。
岩田 でも積極的にこられたら、誰でもそう思っちゃいますよね。
猪塚 積極的な女性の話をすると、その相手の男性が「イケメンか、そうでないか」っていうのも関わってくると思うんですよ(笑)。イケメンだったら、女性のほうからも積極的にくる場合もあるだろうし、そうじゃない人は、逆に男側からどんどん女性に積極的になっていくスキルを身につけていかなくちゃいけないのかも。