令和の若手社員が求める「良い上司」の要素がコチラ。

今どきの「良い上司」ってどんな人?

「尊敬できる上司のもとで働きたい!」と思ったことがある人は多いはず。でも、具体的に「良い上司」ってどんな上司なんでしょう? 価値観がどんどん変化している今、若手社員の理想の上司像も、以前とは違うものになっているかもしれません。

ここでは、株式会社識学が20歳~35歳の会社員・公務員685名を対象に実施した「“良い上司”に関する調査」をご紹介していきます。

Q. あなたの上司は良い上司?

「あなたの上司は良い上司ですか?」という質問の結果がこちら。自分の上司を「良い上司」だと思っている人が約65%と多数派ではあるものの、35%の人は「良い上司」とは思えない人のもとで働いている…という結果に。

Q. 「良い上司」だと思った理由は?

いったいどんな理由から自分の上司を「良い上司」と判断しているのか聞いてみると、「優しいから」(46.7%)が1位という結果に。分け隔てなく優しい人には、自然と好感が持てますよね。続いて「頼れるから」(41.0%)が2位、「成長させてくれるから」(33.0%)が3位にランクインしていました。

Q. 「良い上司」じゃないと思った理由は?

逆に「良い上司だと思わない理由」を聞いてみると、「頼れないから」(48.4%)がダントツの1位でした。前の質問に続いて、「頼りがい」が注目されていることがわかります。

他にも、「理不尽に怒られるから」(28.5%)、「自分が成長できないから」(22%)といった選択肢が多くの回答を集めていました。

Q. 上司に最も求めていることって?

それでは、ズバリ部下が上司に最も求めていることって何なんでしょうか?

「上司に最も求めることは何ですか」という質問の結果がこちらです。圧倒的1位に輝いたのは「頼りがいがあること」(38.5%)でした。「頼りがい」はここまでの質問でも注目されていましたよね。やっぱり上司には、いざという時に頼れる存在であって欲しいという思いがあるのかも。「良い上司」の重要な要素の一つとして考えることができそうです。

次に回答が多かったのは「評価に公平性があること」(22.3%)でした。回答者からは以下のような意見が寄せられたそうです。

「頼りがいのない上司では自分がどうすればいいか分からなくなってしまうから」(20代・男性)

「管理職として公平性が1番大切だと思うから」(20代・女性)

こうした、上司に対して「頼りがい」と「平等な評価」を求める意見が多かったとのこと。若手社員の理想の上司像では、この2つの項目がカギとなっていそうです。

上司・部下とうまく関わりたい!

一緒に働く以上、上司とも部下とも、できれば良い関係性を築きたいですよね。ここでご紹介した、上司に求められていることや、上司・部下の悩みをぜひ参考にしてみてくださいね。

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