地下、海中、洞窟…怖くて美しい!?「異世界みたいな絶景ランキングTOP10」

気づけばもう7月中旬。夏休みやお盆休みの予定にわくわくする季節がやってきましたね。

そこで今回は株式会社リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』が20代~50代の男女1,063名に行った「異世界の雰囲気あふれる絶景スポット」に関する調査を見ていきます。「絶賛旅行先悩み中!」という皆さん、必見です!

気になるスポットはある? 地底で出合える異世界絶景ランキングTOP10

今回は、地下・海中・洞窟を中心に「“異世界”の雰囲気があふれる絶景スポット」をテーマにアンケートを実施。“地底で出合える異世界絶景”1位には埼玉県の「首都圏外郭放水路」。続く2位には千葉県「波佐間海中公園」が、3位には岩手県の「龍泉洞」がランクインしました!

そのほかトップ10には、自然の神秘を感じられる非日常空間がずらりと並ぶ結果となりました。それでは、暑さも時間も忘れられそうな“異世界”絶景スポットを見ていきましょう!

10位:あぶくま洞【福島県】

さまざまな種類の鍾乳石が続く公開部600mのあぶくま洞。悠久の歳月をかけて創られた自然の造形美は、まるで地底ファンタジーの世界のようです。高さ約29mにおよぶ洞内最大のホール「滝根御殿」や、調光システムを導入した「月の世界」など見所も満載。「探検コース」は狭い所を通り抜けたり、丸太のはしごや飛び石を渡ったりするなどスリル満点です。

9位:ガマの口【三重県】

リアス式海岸特有の奇岩、巨岩を見ることができる熊野市の海岸線で出合える大きな洞窟の穴。太陽の位置によって洞窟内の海の色が青やエメラルドグリーンに輝く、青い空と海が一体化した景色が広がります。海上からしか見ることができないため、遊覧船に乗れば、洞窟をはじめとする、断崖絶壁や大岩壁などの迫力ある絶景も楽しめます!

8位:面不動鍾乳洞【奈良県】

平均気温10℃と暑い日でも過ごしやすい鍾乳洞で、奈良県の特別天然記念物の指定を受けた貴重なスポット。天井から伸びた「ストロー」と呼ばれる鍾乳石は、中に水が流れており、1滴1滴床に落ちる神秘的な様子が見られます。また、カラフルなライトアップも魅力のひとつ! 抜群の異世界感から非日常な雰囲気を体験できること間違いなしです♪

その他にも鍾乳洞までは「ドロッコ」という愛称のモノレールで行くこともでき、探検気分を堪能できます。

7位:飛騨大鍾乳洞【岐阜県】

白くて繊細な鍾乳石の美しさに魅せられる鍾乳洞。標高900mに位置し、内部の温度は夏でも12℃と涼しいところが魅力です。全長800mの洞内には、長い時をかけてつくられた鍾乳石が幻想的な空間を織りなします。青く照らされた地下水と美しい鍾乳石が印象的な「竜宮の夜景」は、まるで物語の世界に入り込んだよう♡

6位:鳴沢氷穴【山梨県】 

富士山の火山活動でできた洞窟で、夏でも平均気温3℃とまるで天然の冷蔵庫のようなスポットです。総延長153mの竪穴式洞窟は1周約15分で巡れます。冬の間にできた氷柱や天然氷、溶岩流が創り出した不思議な空間に、自然の神秘が感じられること間違いなし。天井の低い箇所や階段のアップダウンもあり、手軽に冒険気分を味わえます。

5位:天窓洞【静岡県】

堂ヶ島にある白い凝灰岩にできた海蝕トンネル。遊覧船で入り天井が丸く抜け落ちた天窓まで進むと、暗い洞窟の中に光が差し込み、水面がブルーやグリーンの美しい色彩を放ちます。また、天窓洞の上には堂ヶ島公園内の遊歩道があり、天窓の下を通る遊覧船を真上から見ることも可能! 春から秋のお昼前後が特にきれいに見えておすすめ。

4位:稲積水中鍾乳洞【大分県】

3億年前の古生代に形成され、鍾乳石や珊瑚石などが数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞。洞内の気温は年中16℃と夏にピッタリのスポットです。ブルーにライトアップされた「青い回廊」は幻想的で、まるで異空間に迷い込んだような感覚に浸れます。

そのほか、シュノーケリングやアウトドアサウナなどのアクティビティもあり、洞窟でととのう体験が叶うのが他にはない魅力的なポイントです。

3位:龍泉洞【岩手県】

総延長は判明しているところで4,088m、発見された地底湖は8つ、現在も調査継続中という日本有数の鍾乳洞です。長い時間をかけて生まれた芸術品のような鍾乳石に心を奪われる人が続出するこちらのスポット。一番の見どころは、水の透明度の高さから“ドラゴンブルー”と称され深い青色に輝く地底湖です。約270段の階段を進んで「第一地底湖展望台」まで行くと、地底湖を上からのぞき込むことができますよ。

2位:波左間海中公園【千葉県】

こちらは初心者からベテランまで楽しめるダイビングスポットです。房総半島の南端・千葉県館山市にあり、都内から約2時間という絶好のロケーション。世界で唯一海底に鎮座する神社には、高さ4mの大鳥居があります。人懐っこいコブダイやマンボウをはじめとするさまざまな魚が群れ集う波左間の海で、暑さを忘れて海中探索を楽しんで見るのはいかが?

1位:首都圏外郭放水路【埼玉県】

画像提供:国土交通省江戸川河川事務所

神秘的な雰囲気から“まるで地下神殿”といわれる「調圧水槽」は、国土交通省が管理する洪水対策のための地下放水路です。そのほか、数々のロケ地としても使用された施設内では、圧倒的な迫力の巨大竪穴「第一立坑」やポンプ室など全4コースの見学会(要予約)を実施しています。地下とは思えない巨大な柱と、広大な空間が織りなす荘厳な佇まいをぜひ体感してみてください。

今年の夏はどこに行く?

今回は地下・海中・洞窟を中心に「“異世界”の雰囲気があふれる絶景スポット」に関する調査を見ていきました。今回紹介したスポットは、ひんやりとしていて非日常感も味わえる夏にピッタリのお出かけ先であること間違いなし! 恋人や友達と夏ならではの素敵な思い出を作りに行ってみてくださいね♡ (おだかれん)

情報提供元/株式会社リクルート