そこで実際のところ、「ママ名刺」って便利なの? と、子育て中の20代〜30代のパパママ419名に聞いてみたところ(Sansan名刺総研調べ)、なんと意外にも53%の人が「便利だと思わない」と回答。
まだまだ一般的にはママ名刺が浸透していない様子です。
一方、「便利だと思う」と回答した人を職業別に見ると。
専業主婦では31.3%、パートなどを含む仕事をしている人では57.1%と、約25%もの開きがありました。
なお性別で見ると、男性では62.3%、女性では41.1%が「便利だと思う」と回答。
数字から見ると、普段から名刺のやりとりが多いであろう働くパパママや、おそらくよその子の名前や顔を覚えるのが苦手であろうパパたちに支持されていることがうかがえます。
その他質問項目の回答は下記のとおり。
■ママ名刺に記載するべき情報は?
・「自分(ママ)の名前」(78.9%)
・「子供の名前」(70.7%)
・「連絡先」(56.8%)
・「子供の写真」(43.2%)
中には「自分の趣味」(28.9%)「自分の仕事」(22.9%)という回答も。
回答を性別で見ると……。
男性は「自分の名前」が32.5%で、「子供の名前」が29.6%。女性は「自分の名前」が37.1%と、男性と比べて女性は子供とともに「自分」の情報も載せるべきだと考える人の割合が高いようです。
配偶者の名前を載せるべきか? という質問には21.6%の男性が必要と答えた一方、女性では8.7%のみ。子育てと付き合いの主体がママであることが図らずとも浮き彫りになっているようです。
■もしママ名刺を作るとしたら気になること
<男性>
・「デザイン」(14.1%)
・「個人情報」(13.8%)
・「コスト」(13.4%)
<女性>
・「個人情報」(15.5%)
・「デザイン」(14.9%)
・「管理方法」(14.6%)
デザイン重視のパパと比べ、ママのほうはより実際的な運用方法を想定していることがわかります。