主役級の華やかさ♡「牡丹色」ってどんな色?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「牡丹色」ってどんな色?

牡丹色をデジタル大辞泉で調べてみると…

ぼたん‐いろ【×牡丹色】
紫がかった濃紅色。

ぼ‐たん【×牡丹】
ボタン科の落葉低木。高さ1~2メートル。葉は大きく、羽状複葉で、互生する。5月ごろ、白・紅・紫・黄色などの大形の花が咲く。花びらは5~8枚あるが、重弁や二段咲きなどさまざまな園芸品種があり、寒牡丹もある。根皮を漢方で女性の浄血薬などに用いる。中国の原産で、古くから栽培。花の王とよばれ、二十日草 (はつかぐさ) ・深見草 (ふかみぐさ) ・名取草 (なとりぐさ) などの異称もある。ぼうたん。《季 夏》「―散りてうちかさなりぬ二三片/蕪村」

牡丹色とは、牡丹の花のようなほんのり紫がかった鮮やかなピンク色のこと。牡丹の持つエレガントな印象そのままに、ぱっと目を引く華やかさがあるカラーだから、コーデの主役にぴったり。1着でサマになるビビットピンクは、Tシャツやデニム、スエットなどカジュアルアイテムとのMIXで“甘く着ない”のが今どき!

牡丹色スカートで作るピンクワントーンコーデ

甘さを抑えつつ、コンパクトなロゴTとマーメイドスカートでほんのりセンシュアルなシルエットをメイク。ロゴTや肩掛けGジャンで抜け感のあるカジュアルムードを醸して。

CanCam2022年11月号「“レンジャーカラー”が秋のおしゃれを救う!」より
撮影/遠藤優貴 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI、後藤若菜(ROI) モデル/まい(本誌専属) 構成/浜田麻衣 WEB構成/久保 葵