メガネでよく聞くけど…「ウェリントン」ってどんな形？【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「ウェリントン」って何？

ウェリントンとは、アメリカ合衆国、フロリダ州の都市の名前。アイウェアではこの都市の名前から名付けられたメガネの形を指して「ウェリントン」と呼んでいます。フロリダ州をデジタル大辞泉で調べてみると…

フロリダ【Florida】
米国南東部、フロリダ半島を中心とする州。州都タラハシー。気候温暖で、保養地・観光地。オレンジ・グレープフルーツなどの栽培が盛ん。→アメリカ合衆国［補説］

ウェリントンとは、上辺が長くやや丸みを帯びた台形が特徴のアイウェアのこと。
今ではメガネの形として日本で浸透している「ウェリントン」ですが、実は人気アイウェアブランドEYEVAN （アイヴァン）の山本哲司会長がこの形の名付け親。1977年、若者向けメガネの視察にアメリカを訪れた際に米国のアイビーリーグ大学の学生に感銘を受けた当時の社長（現会長）が、1950年代にアイビーリーグで大流行していたこの形に響きの良い「トン」が付くアメリカの地名から独自の名付けをして商品化したことがはじまりで、その後このメガネを大学生の起用やノベルティーの制作など様々なキャンペーンとともに打ち出すことで、当時視力矯正するための道具としての意味合いが強かったメガネをファッションアイテムに押し上げたことから「ウェリントン」がメガネの形の一般名称として定着しました。
スクエア型から派生したウェリントンは、ハンサムな印象を得られるフレーム。小顔効果も期待できるほか、どんな顔型でも合わせやすいため、幅広い人に愛されている形です。

ウェリントンメガネ×ショートパンツコーデ

きちんとシャツ×ハーフパンツのハンサムなオフィスカジュアルコーデ。シルバーの華奢紐サンダルで足元にエッジを効かせると、今どきの洒落感がアップ！ 足を美しく見せる華奢ストラップだから、ローヒールでもきれいめな印象をキープ。フレーム太めのウェリントン型メガネを合わせれば、“しごでき”感増し増しに♡