絶妙にイラッ。「仕事できそう風だけどイヤな男」から来たモヤモヤLINE

少しのやりとりでも、なんとなくの人柄が出るLINE。本日は「困ったメンズからのLINE」について、りささん(仮名・26歳)から寄せられたお話をご紹介。
「友達との飲み会で知り合った人。最初は仕事できそうでかっこいいしいいかも…と思っていたんですが…なかなかヤバかったです」と語るお話を、再現LINEとともに見ていきましょう。

【1】忙しいアピール

「LINEの返事が結構遅い人だったんですけど、そのときに聞いてもないのに忙しいアピールがすごかったんです。終電まで帰れない日が続いてるとか、新しいプロジェクトがどうとか。すごいね大変だねと返事しつつ、ちょっと面倒そうだな…と」

そこそこいる「忙しいアピール」。忙しい=仕事できる俺、のつもりでも、受け取る側からすると「ちょっと面倒くさそう」「スケジュール管理できてる?」とちょっと疑問の目。


【2】「なかなか予約取れない店」アピール

「ちょっとモヤモヤしていたその後、『◯◯日に、●●予約取れたけど行く?』と、あるイタリアンに誘われて。『全然予約取れない有名店なんだけど、店主と仲良しだから特別に取れた』的な感じで…。価値を高めるためというか、良かれと思ってかもしれないんですが、妙に恩着せがましくてイラッとしてしまい、その日は予定があって行けないんです。と断りました。でもその次が、彼のウザさの真骨頂でした」

確かに、なかなか予約が取れない店に連れていってもらえたら嬉しい。でもそれって、できればそんなに自分からアピールしてこないでほしい気もする。「どんな店かな?」と調べてみて、「もしかしてこれって…」とこちらから気づくくらいが理想!
とはいえ、ここまではまだいいとしても、問題は次です。

【3】「元の予定リスケすればよくない?」

「悪びれることなく『せっかくだし元の予定リスケすればよくない?』と。
なにが『せっかくだし』で、なんで自分を最優先してもらえると思っているんだ!? と完全にイライラしながら、10年ぶりに会う友達とだからちょっとリスケできないんだごめんね、またね! とそこで会話を終わらせました」

これまでのLINEは、忙しい俺。予約が取れない店。それが揃ったんだから、前の予定はキャンセルに値する…というプレゼンだったのかもしれません。でも、あまりにさらっとそれを提案してくるって、少し疑ってしまうし、「もし仮に付き合ったとしても、そうやって毎回優先順位が高いものが現れたらドタキャンされるんだろうな…」とモヤモヤしてしまいます。

送る側の視点では、おそらくよかれと思って隙なく提案しているつもりでも、受け取る側からしたらモヤモヤしてしまうすれ違いLINE。改めて、LINEを送る際は自分の都合の押し付けになりすぎていないか注意して。