あなたにとってのバレンタインデーはどんな日？
2月14日はバレンタインデー。世界中で「恋人たちの日」として認識されていて、これまでは、多くの男女が好きな人へチョコレートといったプレゼントと一緒に想いを伝える日でもありました。しかし、今では友チョコ、世話チョコ、ファミチョコ、ご褒美チョコなどなど…チョコレートを贈る意味も多様化して、「バレンタイン＝恋愛の日」というイメージは薄れているのかもしれません。
それでは、イマドキの若者にとってバレンタインデーとはどのような日なんでしょうか？ ここではマッチングアプリ「Omiai」が15歳から29歳の男女800名を対象に実施したアンケート調査に基づき、令和のバレンタインデーはどんなものになっているのか探っていきたいと思います！
やっぱり「恋愛の日」だった！ 何かが起こることを期待している人も多いよう
バレンタインデーをどのようなものだと思っているか聞いてみたところ、1位は「日頃の感謝を伝える日」で21.6％でした。世話チョコ、友チョコ、ファミチョコはこの考え方に基づいたものなのかもしれませんね。時代の流れが象徴された結果ですが、一方で2位が「何かが起こることを期待する日」で21.5%、3位が「恋人同士で過ごす日」で18.5％と続きました。他にも、「自分から恋愛のきっかけをつかむ日」が多くの回答を集めるなど、恋愛を意識している人もたくさんいるようです。
「去年、バレンタインに好きな人と付き合うことができた(千葉県・ 男性・18 歳・学生)」
「チョコを貰って嬉しそうにしてくれてキュンとし た(愛知県・女性・17 歳・学生)」
といったエピソードも寄せられました。「バレンタインデー＝恋愛の日」というイメージはまだまだ健在みたいですね。
「女性から男性へ」はもう古い!? 本命チョコ事情
これまでのバレンタインは、女性から男性へチョコを贈るのが主流でしたよね。では今はどうなんでしょう？
「バレンタインデーに、恋愛のきっかけとして、男性から女性へプレゼントを贈ることをどう思いますか?」という質問に対し、10 代〜20代の男性のうち37.0%が、女性へプレゼントを贈ることに賛成していることがわかりました。この結果は、バレンタインの新機軸といえそうです。
また「バレンタインデーに、意中の人へプレゼントを贈ったことはありますか?」という質問に対し、およそ半数の女性が贈った経験が「ある」と回答していました。意外に多いような感じがします。男性でも、2割近くの人が、意中の人へバレンタインデーにプレゼントを贈ったことがあるようです。すでにチョコは女性が送るものだという固定観念が薄れてきているみたいですね。「友チョコ」が定着したように、男性がチョコを贈る習慣も一般化していくかもしれません。
バレンタインは「告白」の日ではなく、さりげなく想いを伝える日！
「意中の人に、どのようにしてバレンタイン・プレゼントを渡しましたか?」と聞いてみたところ、「帰り際に渡した」「呼び出した」「デートに誘った」が上位にくる結果に。プレゼントはなりゆきで渡すのではなく、確実に渡せるように、計画的に贈っていることがわかりました。
積極的に行動しているように思える一方で、「意中の人にプレゼントを渡すバレンタインデーは、あなたにとってどのような位置づけですか?」という質問では、1位が「さり気なく想いを伝える機会」で32.0%、続く「恋を実らせる機会」と「告白する機会」が15.2%で同率2位でした。10代〜20代の意識としては、告白まではしないけど、自分の想いを相手にさり気なく伝えたり、恋を実らせるための“ジャブ”のような機会になっているようです。あくまでさりげないアプローチにとどめているからこそ、積極的にバレンタインデーに行動できるのかもしれませんね。
今も昔もバレンタインは恋愛成就に貢献しているのかも…
「意中の人へバレンタイン・プレゼントを贈った結果、どのようになりましたか?」と質問してみると、「交際することになった」「以前より仲良くなった」「あまり接点がなかったが、交流できるようになった」など、相手との距離感が縮まったという人が、合わせて66.2%もいるという結果に！ どうやらバレンタインデーにプレゼントを贈ることは、今でも恋愛成就を含め、想い人との仲を深める1つのきっかけになっているようです。そうと分かれば恋愛に悩んでいる人や相手に近づくきっかけを作りたいという人にとって、バレンタインデーを有効的に使わない手はないんじゃないでしょうか？
令和流バレンタインデーを楽しんで♡
昨今のバレンタインデーは楽しみ方が多様化して、友達、家族、同僚といった人たちに感謝を伝える日としてのイメージが強くなってきています。確かにイマドキの若者にとって、「バレンタイン＝恋愛の最重要イベント」ではないのかもしれませんが、少なくともまだまだワクワクドキドキの「恋愛の日」であることは間違いないようです。皆さんも、自分らしいバレンタインデーの楽しみ方を模索してみて♪（石川智香子）
情報提供元/Omiai
