人生変わるかも!ブログやSNSの「文章テク」7つをプロが伝授

【3】1文は1~2行におさめる
端的で要点のまとまった、短めの文が読みやすいと思います。1文が何行にもならないようにまとめ、記事全体のボリュームも控えめに。写真を挟んで緩急をつけています」(本多さん)

「ちなみに改行は、スマホでの読みやすさを考え、あれこれ試して入れないことにしました」(梅津さん)

移動中などの隙間時間に読まれることも多いため、文章の長さは短めに、見栄えにも工夫が必要です。

 

【4】書けない漢字は使わない
「言いたいことが収まらないと、普段はひらがなで書く言葉を漢字に変換する人がいますが、読めないことも多々。読者に対しても不親切なので、自分が手で書ける漢字のみ使いましょう」(梅津さん)

たとえば「兎に角(とにかく)」「所謂(いわゆる)」「嵌る(はまる)」「捗る(はかどる)」「確り(しっかり)」などが挙げられます。

 

【5】ブログはキャッチーなタイトルで内容に導く
「4年前に書いた“モテは部屋から”という記事が、いまだに人気記事ランキングで10位以内に入っているんです。“どういうこと?”と思わせたり、続きをにおわせたりするタイトルは反響がありますね」(本多さん)

このように、膨大な情報の中で埋もれないためには、短い言葉で読者をひきつけるのがカギとなります。

「使用感や味の感想を入れるのもコツ。また、Googleの検索画面でタイトルが最後まで表示されるよう、28文字以内に収めるのも上級テクニックです」(梅津さん)

たとえば「○○のヘアオイルを買いました」ではなく「○○のヘアオイルがベタつき知らず、3滴でサラサラツヤツヤ」などといったように、適度に具体性をもたせるのがコツ。

 

【6】ブランド名は正式表記に
「多くの企業が自社ブランドを検索しているので、気に入って何度も話題にしていればブランドの目に留まる可能性も。また、欧文のブランドは“AVEDA(アヴェダ)”といったようにフリガナを併記すると効果倍増です」(梅津さん)

誤って思い込んでいることも多い表記。正しく書くと情報の信ぴょう性が上がるだけでなく、検索にもひっかかりやすくなります

 

【7】業界用語やネットスラングは使わない
「仲間内でしか通じない言葉やネット特有のスラングは、言いたいことが伝わらないだけでなく、上から目線で読者を見下しているような印象になりかねません。独り言をつぶやいているわけではないのだと、肝に銘じましょう」(梅津さん)

誰が読んでもわかる言葉で書くのが大原則です!

 

ブログやSNSで日々何気なく発信している情報が、誰の目にとまり、どんな縁につながるかわからないもの。もしかしたら大きなチャンスが巡ってくるかもしれません! ぜひ今日から意識的に、テクニックを取り入れてみてください。(鈴木 梢)

美的2015年4月号表紙(『美的』2015年4月号)

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