わりとみんな食べてるけど…「年越しそば」を食べる理由、知ってますか?

気づけばあっという間に2022年もラスト1日。年が終わるのは寂しい気もするけれど、年末年始は非日常感がありなんだかワクワクするという方も少なくないはず。日本における年末年始の代名詞のひとつといえば、「年越しそば」。みなさんは食べる派ですか? それとも食べない派ですか?

今回はそんな「年越しそば」に関して、20代女性100名を対象にアンケート調査を実施! その結果をご紹介します♪ 

年越しそばを食べる人、実はそんなに多くない?

年越しそばを食べるかどうかについて聞いてみたところ、「毎年食べる(35%)」「食べる年のほうが多い(20%)」と回答した“食べる派”は55%でした。一方、「食べない年のほうが多い(14%)」「食べない(28%)」と回答した“食べない派”は42%という結果に。

食べる派は過半数ですが、大半を占めているとは言えない模様。年越しそばを食べているのは、5人あたり2~3人という計算になります。

みんないつ食べてるの?

とても多いわけではなくとも、“食べる派”が過半数いるのは事実。みなさん、いつ年越しそばを食べているのでしょうか? 食べるタイミングについて伺ったところ、一番多かったのは「12/31の夜ごはん(43%)」という回答でした。次に多かったのは、「12/31の夜食(夜ごはんの後)(41%)」で、1位と2ポイント差という結果に。その後、「1/1、年を越したあとの夜中(12%)」、「12/31の昼ごはん(4%)」と続きました。

年越しそばを食べる理由って何?

ちなみに、年越しそばを食べる理由には諸説ありますが、一般社団法人日本麺類業団体連合会によると「そばは細く長く伸びることから、縁起がいい」という説が一番有名。寿命を延ばし、家運を伸ばしたいという願いが込められています。また、「そばは切れやすい、ということから、一年の苦労や厄災をきれいさっぱり切り捨てようと食べる」という説もあります。

後者も踏まえると、大晦日の夜に食べる人が多いのも頷けますね。

年越しそば以外の“定番”は?

ちなみに「大晦日に食べる、年越しそば以外の定番」について聞いてみたところ、結構各家庭で「そういえば毎年コレ!」というものがあるそう。

「オードブル」「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」
「おせち」「黒豆」「紅白かまぼこ」「うどん」
「カニ」「お寿司」「手巻き寿司」「唐揚げ」
「アイス」「ケーキ」

大晦日は、家族や親戚で集まるというご家庭も多いはず。「オードブル」や「すき焼き」など“みんなで囲める系”が人気のほか、「おせち」や「黒豆」などお正月のごはんを前倒しで食べているという方も結構大目にいらっしゃいました。また、「カニ」や「お寿司」、「ケーキ」など“特別感のある食べ物”も人気。「終わりよければすべてよし!」ということで、いつもより豪華な食事でしめくくる人が多いようです。

 

みなさんのご家庭では、大晦日に食べるものの定番はありますか? 年越しそばには、様々な意味が込められています。カップ麺のそばも充実していますので、普段は食べないという方も、ぜひ今年は年越しそばを食べてみてはいかがでしょうか? (平田真碧)