WI 本当に、思いの詰まった、キラキラした雑誌ですね。
渡 4月号は、「『小学一年生』はこういう本ですよ」という名刺代わりみたいなものだから、やっぱり売れてほしいです。でも、僕の目標は、3月号まで1年間、きちんと売れる雑誌にすることです。そのためにキャラクターの力も借りつつ、本の内容をきちんと充実させて、読者の満足度を高める。それが大事……って当たり前のことですけどね（笑）。
WI これを読むと、「本っておもしろい」って絶対思ってくれそうですね。
渡 うちみたいな総合誌は、初めて読む雑誌、いわゆる「マイ・ファースト・マガジン」にふさわしいんじゃないかと思っているんです。初めて読んだ雑誌で、「本っておもしろい」って思ってもらえれば、これを卒業しても本を好きになってもらえる。そういう1年生を増やしていきたいですね。
目下の関心事は「4月号が何日で完売するかですね」と笑う渡辺さん。喜び、楽しみ、興奮にあふれたコンテンツで、「これを読める今どきの新1年生って幸せだなあ」なんて思ってしまいました。5月号以降もたくさんの仕掛けを用意しているそうなので、今から楽しみです！（五十嵐ミワ）
★1回目→ これは完売必至！『小学一年生』の付録「妖怪ウォッチおしゃべりめざましどけい」がスゴすぎる
★2回目→ 今月は36万部発行！人気復活の雑誌「小学一年生」、編集長が語る「好調の秘密」4つの理由
『小学一年生』2015年 4月号
特別定価980円(税込み)
小学館
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