田中圭さんと千葉雄大さんがMCを務める『smash. presents MUSIC BLOOD』(日本テレビ系・毎週金曜23時)。5月20日(金)の放送では、この2年間で急成長を遂げた人気ボーイズグループ・JO1が2度目登場を果たし、ファンによる”ケミ名”の検証や各メンバーの変化の変遷をbefore &afterで振り返るなど企画に挑みました。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートします。
同番組は、毎週1組のアーティストを迎え、アーティストの原体験やルーツ、自身を形作るもの=「BLOOD」を深堀り。彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるエモいトークを交えつつ、ライヴ映像でゲストの魅力を紐解く新感覚の音楽番組です。
JO1は、2021年のTwitterトレンドランキングで三冠を獲得、今最もバズっているグループ。デビューからシングル5作連続オリコン週間ランキング1位を獲得。昨年MUSIC BLOODに出演しBIGBANGの『FANTASTIC BABY』をカバーしTwitterのトレンド入り。今回はこの2年で急成長を遂げたJO1をさらに深掘りすることに。
2度目の登場ということで、「2021年のTwitterで最もつぶやかれたそうですよ」と田中さんが言うと、「つぶやきたくなる魅力がありますもんねー。ちなみに圭さんも去年Twitterでバズったらしいですよ」と千葉さん。田中さんは知っていたようで「#田中圭チャレンジね。網状のスナック菓子の網の部分で僕の名前を作るっていう。久々に田中圭っていう名前でよかったって思ったもんね」と、変なところで喜びます。
JO1はあいさつを済ませると、前回お休みだった金城さんに「金城くんは初めてですよね。よろしくお願いします」と田中さんが言うと金城さんも「初めまして! よろしくお願いします!」と元気に返します。
デビューから続く快進撃について触れると、河野さんは「ファンの皆さんのおかげです」と答え、そのまま田中さんが「川尻くんの髪の毛もキラキラ!」と褒めると当の川尻さんも「ありがとうございます!」と答えます。
その後、企画トークに入り、今回はケミ名について。豆原さんが「ケミ名とはK-POPファンの文化で、ケミストリー(=化学反応)が起こる組み合わせのことで、ここではメンバー同士の組み合わせでJAM(JO1のファンネーム)の皆さんからつけられたコンビ名のことです」と説明し、「ちなみに僕と河野くんのコンビは”純豆腐兄弟”と呼ばれていて、二人で一緒にいると呟いてくれるんです。おそらくお互いの名前の漢字に由来しているのかなと」と。
白岩さんは「JAMの皆さんがつけてくれたもの以外に、メンバーたちで自称しているケミ名もあるんです」と補足。さらに鶴房さんは「僕と木全は友達感が強すぎて”ただ友”って呼ばれたりしています」といい、木全さんは「正直、僕らもわからないことだらけです」と打ち明けます。
そして、デビューしてからの2年間で変化した人を部門ごとに発表することに。まずパフォーマンス部門であがったのが、金城さん。オーディション時の映像が流れると「恥ずかしい(笑)!」と赤面します。しかし映像を見て、與那城さんが「ちょっと不貞腐れてたね(笑)」とひとツッコミ。「でもダンス未経験の状態からここまで踊れるようになったのはすごい」と、改めてその激変ぶりを讃えます。
そしてビジュアル部門からは、川西さんが選出。12年間野球を続けてきた川西さんは「人生の半分以上がボウズ頭だったから、そのギャップが効いているのかな」と明かすと、千葉さんも「でもボウズ頭でも素材がいいから似合っていますね」と語ります。
また、河野さんはデビュー当時よりも痩せていることを指摘され「就職活動中にオーディションを受けていたので、ストレスとかあったのかも」とコメント。さらに、鶴房さんは、以前までは服装がダサいと言われていたが、千葉さんだけは「僕はいいと思いましたよ(笑)」と、嘘か本当か優しくフォローしていました(笑)。
続いてはバラエティ部門。選ばれた大平さんは「嬉しいですね」と心境を語ります。白岩さんが普段の大平さんについて「日々バラエティの練習をしていて、真面目な姿勢が素晴らしいんです」と褒め称えると、なぜか隣に座っていた佐藤さんとMC2人も参加して大喜利対決をする流れに(笑)。まず先手の佐藤さんが笑いをとると、その後各々で爆笑をかっさらっていました!
そんな中、千葉さんがバラエティ番組に初出演した11年前の映像を流れ、さらに現場が盛り上がります。これを見た後、千葉さんはJO1のメンバーに対し「生きているって恥ずかしいことをたくさんやるってことだからね(笑)!」と、重みのあるひと言を放ち、さらに盛り上がったのでした。
さらに“金銭感覚”部門では河野さんが一番ケチであることが判明。これに対し、河野さんは「僕から言わせてもらえば、メンバーのお金使いが荒いだけで僕は普通です」と弁解するも、豆原さんから「みんなでオンラインゲームをやろうって誘っても、メモリーカードの1000円が払いたくないっていう理由でやらない」と暴露されます。
すると「ギガは買い足すものではないからダメ」と河野さんも譲りません(笑)。ただ、河野さんに追い討ちをかけるように川西さんが「そういえばこの前、5000円くらいのハンドソープを買っていましたよ!」と再び暴露。「値段を見ていなかったので、それは俺もびっくりした(笑)」と、事実を認める河野さんなのでした(笑)。
そして、話題はグループにとってのBLOOD SONGについて。あがったのがTRFさんの『Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜』。JO1とのつながりについて訊かれると、佐藤さんが「以前『スッキリ!』に出させていただいた時に、DJ KOOさんが僕たちを”激推しなグループ”として紹介して下さったってすごく嬉しかったです」と話します。
さらに「ダンス番組に出演をさせていただいた時にSAMさんと共演させていただき、僕らのダンスを褒めていただきました。すごく嬉しかったです。今回は当時のオリジナルの振り付けに加え、僕らのならではのエッセンスをプラスして、全力で披露させていただきます!」と川尻さん。
そしてもう1つのBLOOD SONGは『With Us』をピックアップ。白岩さんが「今年2枚目となるアルバムのリード曲です。JO1とJAMの皆さんの絆が深まるような楽曲になっています」と説明すると、河野さんも「メンバー同士で肩を組んでの振り付けなど、これまでのグループとしての歩みを歌詞や踊りで表現しているので楽しみにしていてください」と意気込みを語ります。
そしてお待ちかね、千葉さんの曲振りの時間に。「田中さんと千葉さん、二人の絆が感じられるような感じでお願いします」と、何ともエモいオーダーが。指を絡めながらしっとりと曲紹介を済ませドヤ顔で「どう?」と田中さんに伺いを立てるも、「変な病気にかかってないよね(笑)?」と、とりあわない田中さんなのでした。
JO1のメンバーはカラフルな衣装をまとって、元気よく「おはようございます!」とあいさつをした後「スマイルを届けよう!」、「ハピネスを届けよう!」と言いながらスタンドイン。ファンを思うメンバーの言動が自然と飛び交います。
『Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜』では、複雑でスピーディーな振り付けにも関わらず、リハーサルの段階から一糸乱れぬパフォーマンスを披露。本家にはない、大人数グループならではの迫力を感じることができます。
『With Us』では、『Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜』とは対称的に、シックな衣装に身を包んでのパフォーマンス。聴くものの背中を押してくれそうな、力強くポジティブなリリックが印象的です。
UNCUTの撮影では、3台のカメラに全員が興味津々。通常の音楽番組の収録よりも、心なしか自由に伸び伸びとパフォーマンスをしているように見えます。「カメラがたくさん当て、撮影が楽しかった」、「3台じゃ足らないので、次は5台でお願いします(笑)」と、メンバーも堪能した様子。楽しそうに踊って歌うメンバーの姿は、ぜひsmash.でチェックしてください!