今も昔も、ずっと違う最高がある「アンジュルム」を守り抜きたい。【佐々木莉佳子meets上國料萌衣】

CanCam6月号の「Hello!トレンド初夏ジュエリー」に登場してくれたハロー!プロジェクトメンバー3人との、アザーカット&誌面に載せきれなかったロングインタビュー部分をCanCam.jpで3夜連続特別公開中♡

最終日の本日は、りかみこコンビとして一緒にアンジュルムを引っ張る、上國料萌衣さん。

2015年から同じグループで活動し続けるふたりは、オンもオフもたくさんの時間を共にしてきた仲。そんなふたりが語るお互いの存在と、アンジュルムのこれまでと今。

▼第一印象と今、お互いの印象の変化は?

萌衣 佐々木さんは私が入ったときから考えると、何より大人になりましたよね。お互いに本当に大人になりました!

莉佳子 なった(笑)!

萌衣 佐々木さんは私より年下の先輩ですけど、見た目も私より大人っぽいし、あんまり年下だと思ったことがなくて。初めて会ったとき、佐々木さん中学2年生でしたよね? その当時は本当に「中学2年生」で、毎日お母さんと電話しながら怒っていてかわいらしかった。でも、先輩方がどんどん卒業していって、(橋迫)鈴ちゃんが加入した時期くらいから、後輩が増えたこともあって、すごくしっかりしたイメージです。

莉佳子 確かにそれくらいの時期から変わったかも。かみも、内面もだし外見もしっかりした。もともと歌はすごく上手だったけど、入った当時は本当に筋肉がなくて、ひょろひょろ〜ほにょほにょ〜と移動してたよね。

萌衣 紙みたいな(笑)。

莉佳子 そう、紙みたいにぺらぺらだった(笑)。私はダンスが好きだから、メンバーひとりひとりのダンスの特徴を見ているけど、最近のかみはちゃんと筋肉がついて、ダンスにも軸ができて、力強いダンスもしなやかな女性らしいダンスもできるようになって、本当にキレイになった。もともといろいろ器用にできるタイプだけどね。

萌衣 いやいや、できないですよ〜。

莉佳子 そんなことない。かみが思ってるよりもできてるし、最近もどんどん伸びてるからすごいよ。『愛されルートA or B?』の間奏のダンスとか、すごくキレイ。歩き方も変わったし、歌っているときのしぐさが、アイドルっぽくないというか、くどくない、さりげないしぐさが上手。私はくどいから(笑)。

萌衣 うれしい! でも佐々木さんは佐々木さんのその感じが好きな人が多いですよね。

莉佳子 そう、私は好きでやってるけど、かみは自分にないものを持っていて、違う良さがあっていいな。

萌衣 私たちの関係性は昔から変わらないですよね、ここにもうひとり誰か後輩が増えると、もっと先輩感が出るというか、ふたりとも大人になっておとなしくなるんですけど、佐々木さんとふたりだとテンションが上がって昔と同じ感じになりますよね。その感じが最高に好きです♡

莉佳子 確かに、ここの関係性や雰囲気は昔のままだね。

萌衣 私が基本いじってますよね(笑)。

莉佳子 かみに振り回されてる感じはあるけど、それがいい(笑)。

▼アイドルの自分とモデルの自分、意識はどう違う?

萌衣 私はアンジュルムの自分とモデルの自分は全然違うかもしれないです。普段ステージでパフォーマンスをしているときは、曲の世界を考えながら「こう表現したい」と考えて自由にやっているんですけど、まだモデルのお仕事は慣れていないし勉強中だから「この表情で合ってるかな?」と不安になるし、「モデルとしての私」を作っているような感じになるときもあります。

莉佳子 私はどっちも同じかも。CanCamに入る前に違う雑誌で専属モデルとして出させていただいたときに、モデルの表現が身に付いて、それをアンジュルムに持ち帰ってきていて、ひとりの自分としての表現そのものが変わったような…。だからモデルの自分はこう、アイドルの自分はこう、というのはなくて、自由に表現しているかなぁ。

萌衣 佐々木さんはいつでも「佐々木莉佳子!」という像ができあがっているからすごいし、羨ましいです。今日は佐々木さんがいるから呼吸が合うしやりやすくてアンジュルムモードが強かったんですけど、まだまだ揺らいでいる部分があって。いろんなお仕事にその場その場で対応していこうとするけど、求められたものに合わせすぎて自分がなくなっていないか不安です。私たちが今やっているような、グループの仕事以外での個々の仕事の幅は広げていきたいけど、でもそれで私個人で終わったらダメで、それをどうアンジュルムに還元していくかが大事。後輩たちもこういう仕事をしてみたいですって口に出してくれることもあるから、私たちもそれをアピールしていけたらいいな、と思います。