瘦せたい人必見! ダイエッターがもっとも食べているパンランキング2022
4/12は「パンの記念日」でした! 1842年、伊豆国(現在の静岡県)の西洋流兵学者が軍用に開発した「乾パン」。これは日本ではじめて焼かれた「パン」と言われ、この日はパンの記念日と定められました。携行食品としてうまれたパンですが、今では種類も味もさまざまに! 今回はそんな「パンの記念日」にちなんで、年間20kgの大幅な減量に成功したユーザー(202名)が食べていたパンランキングを発表します。
■ダイエッターの味方「パン」ランキング TOP10
ランキング1位はローソンの「NLブランパン」、2位はパスコの「全粒粉入り食パン」、3位は「フランスパン」という結果に。4位以下にもブランパンや全粒粉、ライ麦など、全粒穀物といわれる穀類を使用したパンが並びました。とはいえパンはパン、どうしてダイエットに向いているんでしょうか?
ダイエッターおすすめのパンの秘密にせまる!
■全粒穀物のパン、人気の秘密は「食物繊維」にアリ!
全粒穀物とは、外皮や胚芽といった部分を精製していない穀物のこと。通常は、穀類が精製される過程で外皮や胚芽は取り除かれますが、ここには食物繊維やビタミン・ミネラル類がたっぷり含まれているんだとか。通常よりも栄養価が高いからこそ、パンやパスタなどの小麦食品で人気が高まっています。
例えば普通の小麦粉と全粒粉の小麦粉を比べると、カリウムは3.7倍、鉄は3.4倍、ビタミンB1は3.8倍、食物繊維は4.1倍もの量を含んでいます。食物繊維は、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあるため、これらの摂り過ぎによる肥満や糖尿病、高血圧など生活習慣病の予防・改善にも効果テキメン!
さらにこの全粒穀物は、血糖コントロールや糖尿病発症リスクの低下に役立つと言われ、さまざまな効果が期待されています。穀物からの食物繊維の摂取は、野菜や果物からの食物繊維の摂取と比べ、摂取量が多いほど糖尿病発症リスクが低くなる可能性があるという研究結果もあるそうです。ダイエット中でも全粒穀物をとりいれることで、健康的に食物繊維を摂ることが出来るんですね。
■フランスパン、人気の鍵は「低脂質」×「嚙み応え」にあり
全粒穀物に続きダイエッターに人気なのが「フランスパン」。この理由は原材料の「低脂質」にあります。フランスパンの一般的な原材料は、小麦粉、水、塩、イーストとシンプルです。3cmの厚さのフランスパン1つ(約25g)なら87kcalと、一般的な食パン6枚切り1枚(148kcal)と比べて低脂質・低カロリーなのが魅力。
さらにフランスパンといえば「嚙み応え」。外側の皮が固いので噛む回数が増え、ゆっくり食べられるためダイエットに向いているようです。急いで食べるよりも、よく噛んでゆっくり食べた方が食後のエネルギー消費量が大幅に増えたという研究報告もあるんだとか! シンプルな味わいだからこそバターやジャムをつけたくなりますが、ダイエットのためには少なめにしてしっかりと噛むことが重要です。
■自宅で簡単に作れる! 小麦粉不使用の「おから蒸しパン」
7位にランクインした「おから蒸しパン」。おからとは、豆腐を作る工程で豆乳を絞った後に残る部分のこと。おから・砂糖・卵・ベーキングパウダーだけで手軽に作れちゃう蒸しパンは、低糖質で低カロリー、食物繊維・たんぱく質・カルシウムをプラスできて満足感もある優れもの。手作りなら甘さも調節できてアレンジも可能なんです! 近年では乾燥させた「おからパウダー」も人気で、パン以外にも様々な料理に取り入れやすい食材です。
いかがでしたか? 20kgの大幅減量をしたユーザーのみなさんが、食物繊維やビタミン・ミネラル類が摂れて食べ応えがあるパンを選んでいることは、注目すべき点と言えるでしょう。パンと言えば炭水化物、太りやすいのにダイエット中に食べて大丈夫? と思っていたそこのあなた! ぜひ参考にしてくださいね♪
情報提供元/株式会社asken