令和JKと保護者世代、「制服のかわいい靴下」が改めてこんなに違った…

令和JKとその保護者、靴下のトレンドはどう違う? JKは黒派、保護者世代は白派が圧倒的 !

突然ですが、みなさんは高校生の頃、どんなふうに制服のおしゃれを楽しんでいましたか? 好きなリボンをつけていた! という方もいれば、校則が厳しくてほとんどできなかった…という方もいるはず。“おしゃれは足元から”とよく言いますが、学校指定がある場合を除き、「靴下の長さ・色にはこだわりがあった」という方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、スタディサプリ進路が、高校生と高校生の子どものいる保護者を対象に行った「靴下のトレンド」に関するアンケートの結果をご紹介。令和JKとその親世代の違いに注目です! 

令和JKと保護者が選ぶ「靴下トレンド」の上位は、対照的な結果に!

現役女子高生と保護者に対して、こだわりポイントを色と長さに分けて聞くと、世代によって流行が全く異なる様子。女子高校生は黒、12cmのハイカット丈がそれぞれ1位、保護者世代は白、26~28cmの短めのハイソックスが1位。色は対照的、長さも高校生は保護者世代の約2分の1という結果となりました。

靴下の長さ平均は、女子高校生が“14cm”、保護者“22cm”

約2倍の差があったこだわりの長さですが、平均値は女子高校生が「14cm」、保護者が「22cm」となりました。今回アンケートに回答した現役高校生の保護者の約46%が40代と、半数近くがまさにルーズソックスが流行した90年代に高校生だったど真ん中の世代。こだわりの長さTOP3にルーズソックスがランクインしていなくても、全体的に長い物が流行していたことが分かります。

平成JKと令和JK、共通点と相違点はココ! 

今回の結果について、「スタディサプリ進路ブック」編集長の仲井美夏さんが分析。なんでも、令和JKとその保護者には共通点とその中での違いがあるようで…。

平成も令和も、女子高生が靴下の長さに求める共通点は「美脚効果」!

高校生といえば「校則」というルールの中でいかにこだわりを出すかが制服ファッションの見どころ。今回は、マニアックなポイントではありますが、女子高生の流行が表れやすい「靴下」にフォーカスしました。

面白いことに、「こだわりの靴下の長さ」を見ていると、昭和・平成にJK時代を過ごした保護者も令和JKも、こだわる理由は共通して同じであることが分かりました。

まず、長さをざっくりと見ると、保護者は「ふくらはぎより上」が約68%、一方令和JKは「くるぶし周辺丈」が68%と、明らかにトレンドが違うことが分かります。しかし、保護者は、当時流行したミニスカートとのバランスが取れ、美脚効果を感じられる丈感を選び、令和JKのフリーコメントからは、「くるぶしが出るか出ないか位の短さで足の一番細いところを出して、脚長効果と足細効果を狙っている」(高2/広島県)と保護者と同じく“スタイル良く見せる”ことにこだわりが。どんな時代も、JKは「美脚効果」が靴下選びの共通軸となっていました。

ルーズソックスは「SNS限定」でイベントありきが再流行のポイント

現役高校生の保護者といえば「ルーズソックス」が大流行した世代ですが、令和JKにもその波がまた違った形で来ていることも判明。

令和JKに「ルーズソックスの流行は戻ってきていますか?」と聞くと51%が「流行している」と回答。 数字だけ見ると、街でルーズソックスを見かける頻度と若干かい離があるように感じます。しかし、その理由は「SNS限定」というところにありました。令和の実態は、“普段から愛用する”のではなく、文化祭や修学旅行、テーマパークに遊びに行くなどイベント事の際にはいて、写真を撮ってSNSに投稿し、「平成ギャル気分」を楽しんでいるようです。

 

パッと見全然違う傾向かと思いきや、「美脚効果」という点で共通しているのは面白いですよね。テーマパークに行ったら、平成ギャルとたくさん遭遇するかも!? ちなみに筆者は高校時代、ペンギンの靴下が大のお気に入りでした。みなさんは高校時代、どんな靴下を履いていましたか?靴下ひとつとっても、思い出トークに花が咲きそうです。(平田真碧) 

 

情報提供元/株式会社リクルート