『連続ドキュメンタリーRIDE ON TIME』（フジテレビ系※FODプレミアムで放送直後から独占配信）のSeason4が、10月29日（金）25時5分よりスタート。初回は、「ジャニーズWEST～7色の輝き～」と題して、関西出身の7人組グループ・ジャニーズWESTを特集します。
2018年から3シーズンに渡り放送された『連続ドキュメンタリーRIDE ON TIME』。エンターテインメントの世界に生きる人物に焦点をあて、長期の密着を敢行。華やかな表舞台のみならず、その陰にある知られざる素顔や内面なども余すところなく追い続け、徹底した取材でリアルな姿に迫ります。
取材を開始したのは今年2月。約2年ぶりとなる全国ツアー「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2021 rainboW（レインボー）」の打ち合わせが行われていました。昨年はコロナ禍のため、予定していた有観客公演が全て中止に。今年は待ち望んだ観客を入れての開催となりましたが、感染対策のため人数が限られ、さらに声援は禁止、メンバーが客席の近くに行く演出はできないなど、以前なら考えられない制約の中での実施となりました。
しかし、ステージの演出を担当する藤井流星さんを中心に、声を出さずとも楽しめるよう、普段ならハイテンポの曲で一気に盛り上げるオープニングを、ミドルテンポの曲で静かなスタートにしたり、手振りでダンスに参加できる曲を用意したり、コロナ禍を逆手に取った演出が練られました。
また彼らは今回のコンサートで、メンバー全員のソロ曲をセットリストに盛り込むという、新たな試みに挑戦していました。1人当たりのソロパフォーマンス時間は5分間、7人で35分間と、2時間の公演の約4分の1を占めることになります。藤井さんは「1人1人が5分の持ち場をちゃんと見せきれるグループって、7人でできたらすごいと思う」と熱い思いを口にします。
グループ楽曲の作詞作曲も手がける神山智洋さんは、ソロのパフォーマンスに特に強いこだわりを持ち、ドラムの自主練習に励んでいました。中学3年生から続けているギター、そしてベースとドラムも自ら演奏し、その音をミックス。1人で5ピースバンドの全楽器を演奏するという新境地に挑んでいました。神山さんは「簡単なことをやっていても、面白くないじゃないですか。こんなんできんねんぞって見せたい」と意気込みます。
4月、いよいよ札幌を皮切りに全国ツアーがスタート。公演中は声をあげないというルールが、観客の間で徹底されました。ステージ裏で小瀧望さんは「お客さんのありがたみを感じたし、お客さんがいて初めてライブって成立するんやって思った」と観客への感謝を。
しかしツアー3カ所目の名古屋公演中、彼らの元につらい知らせが届きます。地元・大阪での公演が、新型コロナウイルスの感染者急増を受けて中止に。さらに念願の出演を果たすはずだったロックフェスも中止が決定。神山さんは悔しさをにじませながらも「またやります、ジャニーズWEST是非出てください、ってなった時にできることをより増やして、またそこにぎゅっと詰め込むというか。改めて夢を持ち直したっていう感じですね」と前向きな気持ちを語ります。
先行きの見えないコロナ禍でも、7人で迎える7周年を特別なものにすべく、今できる最大限を模索する彼ら。常にポジティブなジャニーズWESTらしさで立ち向かう姿を映し出します。
