全国発売希望の声が続々♪ 人気のご当地パンランキングを発表
日本各地のお土産店やアンテナショップに行くと、ご飯のお供やスイーツなど様々なご当地ものが並んでいますよね。メディアやSNSで紹介されることも多く、限定品と聞くとついつい買ってしまうもの。最近はコロナ禍ということもあり、近場で旅行気分が味わえる物産展も多く開催されています。
そこで今回は、株式会社リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』が、47都道府県在住の20代〜50代の男女1030名を対象に行ったアンケートを元に「じゃらん 全国発売してほしい! ご当地パンランキング」を発表します。さっそく見ていきましょう!
全国発売を望む声が多数! 人気のご当地パンランキング、ベスト10を発表
まずは、「全国販売してほしい、ご当地パン」を選択式で聞いてみました。ここでは、TOP10から順位に発表していきます。1位に輝いたご当地パンは何なのでしょうか? 結果はこちら!
■第10位:笹だんごパン【新潟県】
10位は新潟県の「笹だんごパン」。名前の通り、笹だんごを丸ごと1個パンで包んだ新食感のご当地名物。新潟県産コシヒカリの米粉を使用したもっちりパンと笹だんごの相性は抜群で、爽やかなヨモギの風味と程よい甘さのあんこが素朴な味わいと人気に。また、パンダをモチーフにした愛らしいパッケージも人気のひとつです。
確かに、パッケージが可愛くて思わず買ってしまいますよね♡ 米粉が使われているのも、さすが新潟! と言えそうです。
■第9位:マンハッタン【福岡県】
リョーユーパン:https://www.ryoyupan.co.jp/
9位には福岡県の「マンハッタン」がランクインしました。1974年の発売以降、根強い人気を誇るロングヒット商品。少し硬めの生地にチョコレートがコーティングされており、チョコレートの甘さとさっくりした食感が特徴です。名前の由来は「ニューヨークのマンハッタンで見つけた商品を参考に開発されたから」とのこと。過去には、学校の売店ですぐに売り切れることから「幻のパン」と呼ばれていたという逸話もあるんです。
パッケージもアメリカンで海外気分が味わえそうなパンですね♪
■第8位:イギリストースト【青森県】
工藤パン:http://www.kudopan.co.jp/
8位は青森県の「イギリストースト」となりました。青森県民なら知らない人はいないほど地元で長年愛されているご当地パン。イギリスパンを使用していることが名前の由来となっています。一番おいしく食べられるように研究された絶妙な厚さの食パンに、こだわりのマーガリンとグラニュー糖をサンド。形はそのままに多彩な味の展開も楽しめます♪
9位に続き、海外色が濃いパンが登場。青森でイギリス? と思った人も多いのでは? 意外ですが、一度は食べてみたくなりますね。
■第7位:サラダパン【滋賀県】
つるやパン:https://www.tsuruyapan.jp/
7位に登場したのは滋賀県の「サラダパン」。たくあんのマヨネーズ和えをふっくら焼き上げたコッペパンで挟んでおり、地元で絶大な人気を誇っています。滋賀県長浜市にある「つるやパン」で誕生し、60年以上毎日作り続けられているロングセラー商品。たくあんのシャキシャキ食感とやわらかなコッペパンがクセになるおいしさです。
たくあん×パンという和と洋が混在した珍しいパンですね! たくあんならではの食感にハマりそう。
■第6位:牛乳パン【長野県】
6位は長野県の「牛乳パン」という結果に。長方形の形をした分厚いご当地パンです。たっぷりのミルククリームを、牛乳を練り込んで焼いたふわふわの柔らかなパンでサンドしたもの。お店によってクリームの分量や味付けも様々あるので食べ比べてみるのもオススメです(画像は「かねまるパン」の商品)。また、お店ごとのパッケージデザインもレトロでキュート♡
■第5位:あん食【兵庫県】
トミーズ:https://www.tommys-kobe.com/
5位には兵庫県の「あん食」がランクインしました。食パンの中にたっぷりのあんこを混ぜ込んだ、ずっしりした重みが特徴の人気パン。生クリーム入りのクリーミーで優しい味わいのパン生地で、北海道産の粒あんをマーブル状に包み込んだ「トミーズ」の定番商品です。トースターでカリッと仕上げると、香ばしさと甘さが絶妙なバランスで止まらないおいしさに。
あんこがちょうど良い量で練り込まれた進化系の食パン。マンネリ化しやすい食パンに新しい楽しみをもたらしてくれそうですね♪
■第4位:ポテチパン【神奈川県】
ワカフジベーカリー:http://wakafuji.locopo-jp.com/
4位は神奈川県の「ポテチパン」。うす塩味のポテトチップスをキャベツとマヨネーズで和えたシンプルな味わいがどこか懐かしい総菜パン。横須賀のソウルフードとして老若男女に愛されているご当地パンです。約30年に渡って販売している「ワカフジベーカリー」では食感を楽しんでもらうため、あえてキャベツの芯も使うこだわりも。
あのポテトチップスがパンになっているとは驚きです! キャベツと和えるのも意外な組み合わせですよね。
■第3位:クリームボックス【福島県】
郡山駅おみやげ館:https://www.kanko-koriyama.gr.jp/tourism/detail3-10-498.html
いよいよTOP3の発表です! 3位には福島県の郡山市民が愛してやまない「クリームボックス」がランクイン。厚切りの食パンに真っ白なミルク風味のクリームをたっぷりのせたパンは、市内のパン屋さんの定番商品ながら、県外ではほとんど見られない一品なんです。元祖は「ベーカリーロミオ」のもので、箱入り(200円)はJR郡山駅構内の三万石郡山駅おみやげ館にて数量限定で販売しています。
■第2位:ぼうしパン【高知県】
2位は、パン生地にカステラ生地をかけて焼いたキュートな帽子形の「ぼうしパン」。高知県で誕生し、県内ではよく知られるポピュラーなご当地パンです。中でも広く知られているのが、上の画像の「永野旭堂本店(リンベル)」ですが、その他の店舗でもクリーム入りや、かぶれそうなビッグサイズなど、味も大きさもバリエーション豊富。
おもしろい形のパンですね。店舗によって味やサイズが異なるということなので、コレクションするのも楽しそう♪
■第1位:ハリスさんの牛乳あんぱん【静岡県】
平井製菓:https://hiraiseika.shop-pro.jp/
No.1に輝いたのは静岡県の「ハリスさんの牛乳あんぱん」でした! かわいいきのこの形が特徴的。初代米国総領事が、日本で初めて下田の地で牛乳を飲んだことに由来しているようです。実は和菓子店で作られていて、牛乳を練り込んだしっとり生地に、自家製のこしあんとソフトバターがベストマッチ。地元でも愛されている一品です。
思わず写真を撮りたくなる形ですね♡ 歴史と関係しているのも興味深い!
旅先やアンテナショップで見つけたら食べてみたいご当地パン
ご当地パン人気ランキングTOP10が出揃いました。ちなみに、表にすると以下のようになっています。旅先やアンテナショップで見つけたら食べてみたいパンばかりですね♪
地元の食材を使っていたり、形やネーミングが独特だったりと個性的なパンが並びました。地元では有名でも、それ以外では全く知られていないのがご当地ものの魅力。旅行の思い出として購入したり、アンテナショップや物産展で発見したら試してみるなど、パンの奥深さを楽しむのも良さそうです♪(澤夏花)
情報提供元/株式会社リクルート
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