クラシカルなムード満点♡「ゴブラン織」って何?【意外と知らないファッション用語】

最近よく聞く「ゴブラン織」って何?

ゴブラン織とは、フランスのゴブラン家の工房で織られたタペストリーを指す、横糸だけで絵柄を表現した平織りの織物のこと。織物デジタル大辞泉で調べてみると…

ゴブラン‐おり【ゴブラン織】

ベルギーの染織家ゴブラン(J.Gobelin)が15世紀にパリで創製したといわれる綴 (つづ) れ織り。人物・静物・風景などを色糸で精巧華麗に織り出したもので、壁掛けに用いる。

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フォンテーヌブロー宮殿、アンヌ・ドートリッシュの寝室

ゴブラン工場はルイ14世以来、王立工場として王室向けにタペストリーなど織物を生産していたことでよく知られ、いくつかのフランスの宮殿でゴブラン織が壁に飾られているのを見ることができます。

近年クラシカルで重厚感のあるゴブラン織の風合いを真似たゴブラン織風の生地がスカートやバッグなどファッションアイテムとしても人気を集めています。