好みじゃないプレゼントをもらったらどうする?
誕生日や記念日、プレゼントをもらう機会は1年のうちに意外とあります。もらうプレゼントの中には、「正直好みじゃない…」というものがあることも。相手に失礼にならないようにどうするのが正解か悩みますよね。
ということで、ファストレンド(https://trend-research.jp/fastrend/102033)による男女1,600人にプレゼントに関する調査を元に、好みじゃないプレゼントをもらった後、どうするべきかを見ていきます!
好みじゃないプレゼントをもらったことはありますか?
女性では78.9%、男性では61.5%と、男女ともに半数以上の人が正直好みじゃないプレゼントをもらった経験アリと回答。特に女性がその経験アリの割合が多い結果になりました。
次に、どんなプレゼントが好みに合わなかったのかを聞いてみました。
まず女性から見ていきましょう。圧倒的に多かったのが「衣服」でした。好みでなかった場合はもちろんのこと、似たよう服を持っている場合もなんだか気まずいですよね。次に、「ネックレス」「ピアス/イヤリング」と続き、普段から身に着けるものが多いようでした。
次に男性を見ていきます。女性と同様に「衣服」が最も多い結果になりました。次に「ネクタイ」「靴下」と続き、仕事関連で使えそうなものが多く挙げられました。男性のプレゼントとして定番のネクタイは、定番すぎるためかしっかり吟味する必要がありそうですね。
次に、その好みではないプレゼントを誰にもらったかを聞いてみました。
「交際相手や結婚相手」(37.7%)が最も多い結果に。パートナーからプレゼントをもらう頻度が多いためか、中には好みではないプレゼントがあっても仕方ないかもしれません。次に、「友達」「親子」「会社の同僚(上司や部下)」と続き、「その他」の回答では、仕事での取引先やお客さん、義母などの回答が多く見られました。
そして最大の悩み、「好みではないプレゼントをもらった後どうすべきか」。実態はこうなってました!
好みじゃないプレゼントをどうしてる?
「使用していない」が全体の57.7%と、もらってもそのままにしてしまう人が多いという結果に。結局どうすべきか分からず、部屋の肥やしになってることはあるあるですよね。
次に、プレゼントをもらった相手別で見てみます。
「使用していない」と回答した割合が、交際相手や結婚相手・友達が多い一方、「そのプレゼントをくれた相手と会うときのみ使用している」の割合も、交際相手や結婚相手・友達が多い結果に。自分の好みをとるか、相手への配慮をとるか、どちらかを選択する傾向にありそうですね。反対に、親や子どもからもらった好みじゃないプレゼントは、意外にも普段から使用している人が多いようでした。
最後に、それぞれの回答をした理由について聞いてみました。
【使用していない理由】
- 誰から:友達/もらったもの:衣服「サイズも合わないし、質感、色も好みではなかった為」(40代女性)
- 交際相手や結婚相手/ブレスレット「Love Loveと書かれた金属のタグがたくさんブレスレットに付いているデザインで30歳代でもらったとは言え、そんな子供っぽいブレスレットに似合う服装を普段からしていないし、腕だけ浮いた感じで嫌いだった」(60代女性)
- 交際相手や結婚相手/衣服「好きな人から貰ったものでもあまりにも趣味と違う洋服だと着ないので。もらったときは喜んでるふりをしてさり気なく着ないです」(30代女性)
- 親子/ネクタイ「自分には派手で使いこなせないから」(30代男性)
あまりにも趣味・好みからかけ離れていたり、そもそもサイズが合っていなかったりすると、使用しない選択をとる人が多いようです。プレゼントの自信がなかったら、素直に「何が欲しい?」と聞くのもアリですよね。
【普段から使用している(使用していた)理由】
- 交際相手や結婚相手/指輪「せっかくプレゼントしてくれたので、使用しないと相手がかわいそうだと思ったから」(50代女性)
- 親子/衣服「自分の好みでなくても、似合うと思いプレゼントしてくれたものなので、新しい雰囲気になれると思い着用した」(30代女性)
- 親子/衣服「せっかく貰った衣服なので、外出着には使用せずに、パジャマとして愛用しています」(50代男性)
プレゼントは気持ちだということに気づかされますね。好みとは違うけれど、使ってみたら新しい発見があるかもしれません!
【そのプレゼントをくれた相手と会うときのみ使用している(使用していた)理由】
- 交際相手や結婚相手/マフラー「大人になってから、高校生がつけるようなマフラーをもらった。はずかしくて嫌だったけれど、くれた人の気持ちを考えて、会うとき1回だけ使った」(30代女性)
- 交際相手や結婚相手/衣服「プレゼントをしてもらったことは嬉しいし、自分がプレゼントをあげたときにそれを身に着けていてくれたら嬉しいから」(40代男性)
- 友達/ピアス・イヤリング「好みに合わなかったと言っても、それを選んでくれてプレゼントしてくれた気持ちは嬉しいので、せめて本人の前では使っているところを見せたい」(40代女性)
- 交際相手や結婚相手/ネックレス「一応、使っているアピールをするため」(40代男性)
プレゼントをくれた人のことを考えるとせめてその人の前では使おうと思う人が多いようですね。また、相手が友達の場合、好みではないことをハッキリ伝える人もいました。なかなか言いづらいことを言い合える関係性って素敵ですよね。
好みじゃないプレゼントをもらったときって、「これ好きじゃない…」と焦ってしまいますよね。でも、実は自分の新しい一面に気づけたり、相手とぐっと近づけたりするチャンスでもあります。「好みではないから」とプレゼントをなかったことにするのではなく、自分にプラスになるように活用してみてはいかがでしょうか?(岩川菜奈)
情報提供元/ファストレンド(NEXER https://www.nexer.co.jp )