魚がつく漢字クイズ!「鯱」って、読めますか?
よく知っているモノの名前でも、漢字で書かれると読めないことって、結構ありますよね。
たとえば、食卓でおなじみの「羊栖菜」や「和布蕪」。
日常会話で使う「而も」や「燥ぐ」……など。
そんな知っているのに読めない日本語クイズ、本日のお題はこちら!
「鯱」。
魚+虎、という組み合わせのこの漢字、なんと読むか分かりますか?
■ここでヒント!
読み方を探るために、まずは言葉の意味を調べてみましょう。
小学館デジタル大辞泉によると、「鯱」には2つの意味があります。まずは1つめの意味が、こちら。
(1)想像上の、魚に似た海獣。頭は虎(とら)に似て背に鋭いとげがあり、尾は空に向かって反り返る。
想像上の生き物ですが、姿のイメージがそのまま文字になったのですね。さらに、2つめの意味が、こちらです。
(2)城などの屋根の大棟(おおむね)の両端につける(1)をかたどった金属製・瓦製などの飾り物。火よけのまじないとされ、鴟尾(しび)が、後世、形を変えたものともいわれる。しゃち。
(2)の意味を読んで、ピンと来た方もいるのでは? 魚と虎に似た形で、お城の屋根の上にあるものと言えば……もうお分かりですね!
では、正解を見てみましょう!
■正解は、こちら♪
「鯱」の読み方、正解は「しゃち」「しゃちほこ」でした!
分かってから見返すと、たった1文字であの姿を明確に表現している漢字ですよね。
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(豊島オリカ)