暑さに化粧崩れ…絶対知っておきたい「夏マスク」のお悩み解決法♡
すっかり気温も高くなって夏本番が近づいてきました。暑さが本格的になって多くの人が抱える悩みが「マスク」についての悩みなのではないでしょうか。
実際、資生堂の調査によると「とにかく暑くて蒸れる」「メイクがついたり、化粧が崩れる」「マスク焼けしそう」「マスクによる肌荒れが気になる」など、さまざまな悩みが出てきています。
新型コロナウイルスが終息していない以上、マスクは欠かせないですよね。事実、夏のマスクは熱中症やメイク崩れなど様々な問題を抱え、多くの人を悩ませていることがわかっています。
今回はそんな多くの人を悩ませる夏のマスクに関する対処法について株式会社資生堂の情報提供の元ご紹介します! それでは早速見ていきましょう!
夏マスクの「暑さ」「蒸れ」…どう対処する?
◆夏マスクによる汗が肌トラブルの原因に…?!
マスクの着用は、マスク内の温度、湿度を急激に上昇させます。また、暑くなると皮ふ温度が高くなり、汗や皮脂の量が増えます。体温の上昇を防ぐために、発汗で調整します。
このようにマスクの着用で、過剰な汗、皮脂が出やすくなり、化粧崩れや肌のpHバランスを崩し、雑菌が繁殖しやすくなる可能性があります。汗の成分による刺激、ムレ、汗の拭き取りによる刺激などにより、肌のバリア機能が弱まり「汗かぶれ」しやすくなるともいえます。
とはいえ、新型コロナウイルスがまだ終息していない現状ではマスクは必須ですよね。一体どうしたらよいのでしょうか。
◆「汗対策」と「皮ふ温度が高いところの冷却」が解決策!
冷感効果のあるアイテムを使えば、瞬時に肌を冷やすことができます。ポイントは皮膚温度が高いところから冷やすことです。
顔に使う前に「首」や「デコルテ」に使用することで、肌の体感温度がより冷たく感じられます。
外出して帰宅したら、顔は洗うべき?
暑い時期のマスクは、着用を続けることで雑菌が増えやすくなり、雑菌が肌に付着したり、ニキビやかゆみなど肌荒れの要因になる可能性もあります。
そこでおすすめなのが、マスクを外し「手洗い→うがい→顔洗い」を新習慣にし、手だけでなく顔についた雑菌も落とすことです。帰宅後すぐに入浴やシャワーを浴びることが難しい時や、ちょっとしたお出かけから帰った時などに行うとよいでしょう。
マスクをしていれば、日焼けはしない?
マスクの着用時も、日焼け止め効果のあるアイテムでしっかり紫外線対策をしましょう。
マスクを着用すると、夏の紫外線から肌を守ってくれるように思われますが、一般的にマスクは紫外線を透過するので、「マスク越し」に日焼けをしてしまいます。
また、マスクでおおわれている部分も、日焼け止めなどで紫外線対策を行わないと、「マスク焼け」といわれるマスクをしている部分と、していない部分で「ムラ焼け」をしてしまいます。
また、日焼け止めを塗り残しがちな部位は、「うっかり日焼け」に注意しましょう。フェイスラインや髪の生えぎわ(おでこ)などの部位は、ムラ塗りになりやすいため、意識して丁寧に塗りましょう。
マスクによる「化粧崩れ」解決メイク術
ファンデーションを「水あり使用(※)」にすることで、ひんやりとした使い心地でベタつかず、ぴたっと密着感のある仕上がりとなります。
あわせて、ファンデーションの前に化粧下地を使用することで、フィット感を高めることができます。
また、涼しげに見えるメイクのポイントや、マスクをしても落ちにくい口紅などで色を楽しむことも提案しています。
マスク内は温湿度が高くなり、のどの渇きを感じにくく、水分補給が不十分になりがちです。のどが渇いてなくてもこまめに水分補給をしましょう。
また、スキンケアやメイク、ヘアアレンジをする前には必ず、石鹸やハンドソープなどで手を洗い清潔に保つとともに、洗浄済みのスポンジ・ブラシ・チップなどの清潔な用具を使用するようにしましょう。
実際の温度を比較した画像などを見ても、今回取り上げた対処法は試してみる価値がありそうですね♪ 今回はメイクや体感温度に注目した対処法をご紹介しましたが、こまめな水分補給なども欠かさないようにしましょう!(山口彩楓)
★食事などでマスクを外すとき、内側と外側どっちを上にして置くべき?正解は…【医師監修】