温泉で見かける「湯治」の読み方、わかる？
ずっと「これだ」と思っていた日本語の読み方が、じつは間違っていた経験はありますか？
たとえば、「そうきゅう」と間違いやすい「早急」とか。
「らかん」と間違いやすい「罹患」とか。
「せさく」と間違いやすい「施策」とか。
「ぼんよう」と間違いやすい「汎用」……などなど。
そんな「読めそうで意外と読めない漢字」にまつわるクイズ。本日のお題はコチラです！
「湯治」。
この日本語、なんと読んでいますか？ もし「ゆち」とか「ゆじ」と読んでいたら間違い！ 恥ずかしい思いをする前に正しい読み方を覚えてしまいましょう♪
■ここでヒント！
温泉街などで見かける「湯治」という言葉。ヒントとして、正確な意味を調べてみました。
小学館デジタル大辞泉によれば、「湯治」の意味は次のとおりです。
温泉に入って病気などを治療すること。
日本では昔から、武将や領主などの権力者たちが傷や病を治すために温泉を利用していました。温泉のお湯が持つ効能により体の自然治癒力を高め、病気やケガが早く治るようにするのが「湯治」目的です。
交通網が発達した江戸の時代くらいから、「湯治」の習慣は庶民の間にも広まったと言われています。じつは今でも、医師の指示のもと温泉療養を行う人は全国に存在し、条件を満たせば医療費控除の対象にもなるんですよ。
さて、そんな「湯治」。いった何と読むのでしょうか？
■正解は……コチラ！
「湯治」の正しい読み方は、「とうじ」でした。「銭湯」や「熱湯」など、湯という漢字を「とう」と読む言葉っていくつかありますが、「湯治」もそのうちの1つなのですね。
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（豊島オリカ）
