9月5日の今日は、37年前に国民栄誉賞第1号が贈られたことから国民栄誉賞の日とされています。
その第1号を贈られた人は、通算ホームラン数の世界最高記録を作った王貞治さん!!
国民栄誉賞はみなさんもご存じのとおり、内閣総理大臣表彰のひとつで、素晴らしい業績を残した者に対して贈られる栄誉ある賞です。さらに、「国民に敬愛される人柄」も受賞の重要な条件だそうです。
これまでに、22人1団体に贈られていて、王貞治さんの他には、美空ひばりさん、高橋尚子さん、森光子さん、吉田沙保里さん、長嶋茂雄さん、松井秀喜さんなどなど。いやぁ、そうそうたるメンバーですね。
こんな、かーなーり栄誉ある賞ですが、なんと驚くことに辞退した人もいるんです!!
それは世界の盗塁王、福本豊さん。1983年に当時の世界記録となる通算939盗塁を達成した際に、賞を贈られましたが「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」(本人談)とコメントしました。
いや、立ちションって!!!
さらに、あのイチロー選手も2度辞退していました。メジャーリーグで日本人選手初となる首位打者を獲得したことにより受賞の話しがあったそうですが、まだ現役であり発展途上中で、いただくのなら引退したあとで、と辞退したそうです。さすがイチロー、かっこいいっす。
国民栄誉賞、よく聞く言葉ですが、どんな人が歴代受賞して、どんな意味があったのかを知ると、改めて受賞者の偉大さがよくわかりますね。さて、次は誰が国民栄誉賞を受賞すると思いますか!?(松本美保)
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