夏の暑い日差しを防ぐこともでき、シンプル服が一気にサマになる仕上げ効果もある……。そんな有能アイテムといえば、サングラス。
ぴったりなものを選ぶとおしゃれの印象を高めてくれる反面、選びを間違えると「怖い・大げさ・悪目立ち」ということになりがちなアイテム。
もちろん服のタイプによってどんなタイプを選ぶべきかも大きく変わります。
さて、そんな「サングラス」の正しい選び方をエレガンス派・大人カジュアル派の2大テイスト別に『Precious』7月号よりご紹介します!
【エレガンス派】女優力+モード感で美人オーラを放つ「キャッツアイ・タイプ」
エレガンス派の最旬アイテムといえば、ふわりと裾が広がるフェミニンシルエットのスカートですが、大人なら甘さ控えめに着こなしたいもの。そんなエレガンス派の方におすすめしたいのが、’50年代のマリリン・モンローやブリジット・バルドーも愛したキャッツアイ・タイプのサングラス。両サイドが上がったこのタイプを着こなしに加えると、クールで媚びない色香のある女優スタイルが完成します。そんな「キャッツアイ・タイプ」の選びのポイントはコチラ。
【1】両サイドが極端に上がらないフレーム
両サイドがつりあがりすぎていると「なんだか怖い」印象になってしまうので、上がりすぎていないものを。さらに、フレームの両サイドがほんの少し輪郭から出るくらいのサイズを選ぶと、着こなしから浮かない上に、頬がきゅっと上がって見える小顔効果も発揮!
【2】あえて遊び心のある色選び
黒フレーム×黒レンズでは存在感がありすぎて、大人の女性には迫力過剰。肌にとけこむピンクゴールド、涼しげに華やぐクリアブルー、個性的なマーブル柄フレーム……など、クラシックになりすぎず、今らしい遊び心を表現できる色を選びましょう。
【3】華奢なテンプル
華奢なテンプルのものを選ぶと、少々きつめのフレームの印象を和らげ、フェミニンな着こなしに絶妙に調和してくれます。
【大人カジュアル派】正統美を小粋に楽しむ「ウェリントン・タイプ」
ミラノマダムがお手本の大人カジュアル派の最旬スタイルは、リラックスパンツやメンズライクな麻のシャツ、男靴を取り入れた着こなし。女優サングラスではちぐはぐな印象になりがちなので、男性の愛用者も多いウェリントン・タイプを選びたい。凛とした知的さを演出してくれるので、カジュアル服でもラフな印象になりません。そんなウェリントン・タイプの選びのポイントはこちら。
【1】ディティールに華を!
黒やダークカラーフレームでは野暮になりがちなので、重厚に見えないよう、テンプルの色や内側など、ディティールに華があるものを選ぶのが必須です。
【2】フレームのサイズ選びは超重要
ほんの数ミリの違いが大きな違いになるサングラス。ジャストサイズか、やや小さ目にこだわるのが端正な小顔美人に見せる決め手です。
【3】テンプルは遊び心のあるものを
横顔に女らしい華やかさを添えてくれるのがひと技あるテンプル。繊細な装飾が加えられたものや、マーブル調ベージュといった色づかいに凝ったものなどを選ぶと素敵。
このポイントさえしっかりおさえれば「サングラス美人」の称号は手に入れたようなもの。夏を乗り切る相棒として、お気に入りのひとつを手に入れましょう!(後藤香織)
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