つまずいたっていいじゃない、新人だもの|新人のお仕事格言【第29回】
新人のみなさま、こんにちは。
この連載では、フルゆとり世代の新人編集者が、日々仕事でのたうち回る中で心を打たれた格言をお贈りします。
今週は、孤独な心に優しく染みる大人気住宅マンガ『プリンセスメゾン』の格言を5日間お届けします。
★いつの間にか、諦め癖がついてしまった人へ【新人のお仕事格言】
先のことを考えて、決断できないでいる人へ
いつくるかわからない日を待つよりは、今のベストをつかみたいんです。
『プリンセスメゾン』第3巻で、ついに主人公の沼ちゃんはマンションを購入します。仲良しの亜久津さんは「結婚したら邪魔になるかもしれないし、ローンも先を考えると怖い」と言いますが、「この先どうなるかわからないから、むしろ今しかない」と沼ちゃん。彼女の強さが表れた言葉です。
誰しも将来への不安はありますよね。自分の選択が、この先どうつながっていくか見えないのは怖いことです。でもおそらく、生きている限りその不安は尽きません。だから、今のベストをつかみにいく。この考えはとても合理的だと思います。
決断をためらってしまうときは、今の自分が求めているものを冷静に見つめ直してみるのがいいかもしれません。自分次第でどうにかなることなら、思い切って踏み出してみませんか?(時吉)
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