連載 第８回『＃うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』 ＜AKL あから カレーなる酒場編＞

無類のカレーLOVERである俳優・濱 正悟による「カレー好きの、カレー好きによる、カレー好きのための連載」。今回は、淡路町駅から程近い「AKL あから カレーなる酒場」さんへお邪魔しました！

■カウンター形式のアットホームな飲み屋さんの正体

商店と住宅が入り交じるこの淡路町エリアに店を構えるAKLは、昼はカレー屋さん、夜はお酒とカレー料理を楽しめる酒場として街の人に愛される名店。神田カレースタンプラリーに参加しているということもあって、2017年に全店舗をまわりグランドマイスターを獲得している濱くんはもちろん1度訪問済。

「今回、改めてゆっくりとうかがって、興味のわくメニュー札をたくさん発見しました！　汁なしカレーそば・うどん、玉こんにゃくのカレーのせ、ピザカレー……。僕は昼のカレーボウルしか食べたことがないんですが、これは夜も行かねばと思いました……！　ハイボールとか炭酸系のお酒を合わせて食べてみたいなあ」（濱くん）

■給食のような懐かしいボウルで…あれ、カレーはどこ?!

選べるカレーの種類は、ピリッと辛いスパイスを感じられるキーマカレーと、牛・豚・鶏の3種のお肉を使用した口当たりまろやかなミート3のふたつ。そして、このカレーをより美味しく楽しく彩るのは、AKLならではの個性豊かなトッピングたち。
・ミモザの花のように優しい黄色の「きざみたまご」
・神田で110年以上続く『越後屋』の豆腐
・ふわっふわの納豆
・たっぷりとろ〜りチーズ
・シャキシャキのコールスロー
他にも他店にはないトッピングが。どれを組み合わせても、新たな発見を楽しめる、全通り試してみたくなるラインナップです！

前回訪れたときは、キーマカレー×チーズを注文したとのことで、今回は人気の組み合わせであるコールスロー＆豆腐を注文！

カウンターの中で豆腐を丁寧に砕く様子を興味深げにのぞく濱くん。

そして出てきたのがこちら！

キーマ＆ミート3のあいがけにコールスロー＆豆腐をトッピングしたカレーボウル。「あれ、カレーのルーはどこ？」というくらいトッピングがたっぷり！　一見、超ヘルシーなサラダにも見えてしまいますが、きちんとご飯＆カレーが下にいるのでご安心を♡

ほら、スプーンを入れたら、カレーが出てきた！

コンパクトにボウルひとつで出てくると、その食べやすさに、スプーンを運ぶスピードも思わず早くなってしまう……。実はこのボウル、あたたかさをキープしつつご飯を乾かさないという、カレーを美味しく食べたもらいたいご主人のカレー愛の詰まったこだわりでもあるんです。

濱くんのようにルー2種類のあいがけを注文すると、スプーンの入れる場所によって味の違いを楽しめます♪

「キャベツのシャキシャキ感ととうふのふわふわ感がベストマッチ！　ひとつのボウルで、2種類のルーを楽しめるのもかなりお得感があってラッキーな気分ですね♪」（濱くん）

■叔父が書き留めたレシピにアレンジを加え出来上がった唯一無二のカレー

AKLのカレーのルーツは、50年前に渡仏した叔父が書き留めたレシピ集。今までにない作り方だったという叔父さんが残したカレーのレシピを再現し、そこからアレンジを加え、20種類のスパイスが効いた、デトックス効果抜群の名物キーマカレーが完成したんだそう。

そして、半分以上食べ終わったところで、AKLならではのカレーの楽しみ方がもうひとつ。なんと、カレーとセットで出てきたコンソメスープをカレーに入れ、「カレーのお茶漬け」としても楽しめるというもの！　濱くんも早速もうひとつボウルをいただいてチャンジ！

「もともとのカレーにとろみがあるので、スープを入れることでさらりとした口当たりに変わり、一気に大変身……！　しかも熱いスープでカレーも再加熱されて、またアツアツの状態を楽しめました！　カレーにこういう食べ方があったんだ！と驚きです」（濱くん）

最後にご主人のご好意で出していただいたきざみたまご＆コールスローの華やかなカレーもご紹介。こんなにひと皿がさらりと胃に入っていくカレーは、他にはなかなかないはず！　しかも、ダイエット中の人には嬉しい、ライスを豆腐に変更するカスタマイズもあるんだそう！

濱くんのひとこと「新世界」

「全部試したくなるようなトッピングに、夜限定のカレーを使ったおつまみもすべて個性豊かで、発想力がすごいなと思いました！　何回来ても楽しめる上に、いつも新世界を見せてくれるお店ですね」

★連載 第7回『＃うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』 ＜アボカフェ編＞

★連載 第6回『＃うるとらかれーらばー 濱 正悟のカレー手帖』＜さぼうる編＞

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