【2018最新版】赤ちゃんの名前ランキング2018!
子供の名前は、時代を反映するものが多いですよね。株式会社ベネッセホールディングスの子会社である株式会社ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」では、2005年から毎年、赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ名前ランキング」を発表しています。
今年も2018年1月~9月に生まれた新生児9,459人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などについての調査の結果をご紹介します!
男の子は「蓮」(昨年2位)、女の子は「陽葵」(昨年1位)が1位
男の子の名前では、「蓮」(昨年2位/主な読み「れん」)が、2016年以来2年ぶりに1位となりました。2008年から11年連続トップ3に入る人気の名前です。蓮(はす)がしっかりと根を張る植物であることから力強さを感じさせ、また、短く呼びやすいことも人気の理由です。男の子の名前では、主な読みが2音、3音の名前の人気が定着しており、トップ10内に4音以上の名前はランクインしていない結果となりました!
女の子では「陽葵」(主な読み「ひまり」)が、3年連続で1位となりました。真っすぐ空に向かって美しい花を咲かせるひまわりを連想させる名前で、真っすぐな性格の明るい子に、という願いが込められていると読み取れますね。
5位「澪」(主な読み「みお」)、8位「琴音」(主な読み「ことね」)が初のトップ10入り。和の美しさを連想させることが人気の理由かもしれません。主な読みが2音の名前が人気。トップ10の中に「芽依(めい)」「莉子(りこ)」「澪(みお)」「凛(りん)」「結愛(ゆあ)」「陽菜(ひな)」の6つがランクインしていて、呼びやすいことが理由のようです。
■男女共に自然・植物を連想させる名前が人気
変化の早い時代だからこそ、しっかりと根を張り、すくすくと育ってほしい、美しい花を咲かせてほしいという願いを込めているのかもしれません。
■男の子は「健」「律」、女の子は読みで「みこと」が急上昇
男の子は、47位「健」(昨年113位)、47位「律」(昨年190位)がそれぞれTOP100入り。今年、NHKの朝ドラ『半分、青い。』で主人公の幼馴染の「律」として出演し、映画などでも活躍中の佐藤健さんの影響かも。女の子は、読みで35位「みこと」(昨年130位)が急上昇。2018年冬に放映された『アンナチュラル』『トドメの接吻』などの人気ドラマに登場した名前から、人気が出たと思われます。一方、以前に比べるとその年に活躍された方の名前にあやかった名づけをする方は減少傾向になっているようです。
また、最近は、名づけの際に「読みにくい名前を避ける」、「いわゆる『キラキラネーム』と思われない」ことを意識する親が増えていることがわかっています。最近は妊娠中にお腹の中にいる赤ちゃんにつける呼び名「胎児ネーム」という言葉も一般化し、出産後にそのまま名前にするケースもあるようです。徐々に人気が変わってくる下の名前、みなさんは子供にどんな名前をつけたいですか?(松本美保)