ちょっと背伸びして買った服。デリケートな素材だったり、クリーニングが必要な服だったりすることが多くありません? そんな「洗いにくい」服、みんな一体どうしているのでしょうか。
オフィスで働く女性のための情報紙「シティリビング」が、ライオン株式会社とともに、働く女性のシティリビングメール会員2,246人を対象に「洗濯」に関する意識や実態を調査。「洗いにくい服ってみんなどうしてるの?」という素朴な疑問の答えが出てきました。
◆洗わずに、繰り返し着ている服がある人は7割以上!
頻繁には洗わずに、繰り返し着ている服があるかを聞いたところ、「はい」と答えた人はなんと74.0%! 大多数が洗わずに繰り返し着ている衣類があるという結果になりました。「洗わないで着てるけど……いいのかな?」と思っていた人には朗報!
◆洗わないで着回す1位はセーター・ニット、2位はデニム類
そして、洗わずに繰り返し着ている服のトップ3を聞いたところ、「セーター・ニット」68.1%、「デニム類」56.3%、「カーディガン類」が48.9%。セーターやニットは、冬はよく着るけれど、洗わない人がかなり多いよう。洗わないで繰り返し着る理由も聞いてみました。
「デリケートな素材なのであまり洗いたくない」
「よっぽど汚したりしない限り汚くないと思う」
「家で洗うのは傷む心配があるが、1回着ただけでクリーニングに出すのは不経済に感じる」
洗い控え意識や汚れていない意識、クリーニングコストを気にしているコメントが多く見受けられました。たしかにクリーニングは1着1000円くらいするときもありますし、着れるなら着てしまいたい、というのが正直な気持ちです。
◆「毛玉」「しわ」がマイナス印象のトップ2!
また「人の着ている洋服で気になること」を聞いたところ、5割を超えているのは、「毛玉」61.5%、「しわ」が52.2%。そして4割以上の人が「汚れ」をあげていました。
自分では「今日はアイロンかけずにくしゃくしゃだけど、まあいっか」「毛玉ついてるけど、みんな見ないよね?」なんて思ってしまいがち。だけどやっぱり、意外とわかっちゃうものなんですよね。
「毛玉」や「しわ」が気になった人は、その相手に対し「だらしがなさそう(69.6%)」「清潔感がなさそう(68.5%)」といった印象を持っていました。残念エピソードもけっこう辛辣です……。
・すごくしっかりしていると一目置いていた人の洋服が、しわだらけで、イメージが変わってしまった。とても損しているなぁと思いました。
・オシャレな人なのに、カーディガンやシャツがしわしわだと、部屋も汚いのかなぁと想像してしまう。
・満員電車などで、シミや汚れがついたアウターを着ている人には近づきたくない!
オシャレでTPOに合った洋服を着ていると思っても、毛玉やしわのある状態ではマイナスの印象になってしまうかもしれません。服を洗わないで繰り返し着る場合には、いつも以上に着ていく服の「毛玉・しわ・汚れ」をチェックしたいところですね!(たきたて玄米)
情報提供元:サンケイリビング新聞社
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