こちらは、人気芸人「ぼる塾」のメンバー4人によるリレーエッセイ連載。
247回目は、田辺さんのターン!
最近、旅にハマってよくお出かけしている田辺さん。今回のエッセイは、同期の芸人仲間と出かけた香港旅行の初日のお話。現地のコーディネーターさんが超絶テクで組んでくれた「香港ローカルグルメをとことん食べつくす1日」の様子を素敵な写真を交えて綴ってくださいました。読めばお腹が空いて、香港に無性に行きたくなるこのエッセイ、ぜひ最後までお楽しみください♡
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5回目の香港旅行
ごきげんよう! 先日、同期のミズドリのふたりと一緒に、2泊3日香港3人旅をしてきました。
旅行の出発前、去年仕事で一緒になったコーディネーターさんが「香港に来る際はいつでも連絡ください!」と言ってくれたのを思い出し、連絡してみたら初日に色々案内してくれることに。
香港に着く時間やホテルに着く時間と行きたい所などを伝えると、色々計算してスケジュールを組んでくれました。
香港旅行初日、最初に行ったのは香港のアイドルグループ「Mirror」のメンバーであるアンソン・ローさんがよく通っているというお店『合利潮洲粉麵(Hop Lee Noodle)』。
ここの名物は麺料理。ニラの水餃子やコウイカの団子、牛腩(牛バラ)や牛筋煮込みを乗せた銀針粉(ぎんしんふん)だそう。コーディネーターさんが詳細を教えてくれました。
銀針粉というのは、米粉とタピオカ粉で作られる、銀の針のように両端が細く尖っている短くてもっちりとした食感の麺のこと。
炸魚皮(魚の皮のから揚げ)とアイスレモンティーも注文しました。
おいしかった!
この店はとってもローカルな場所で観光客は全然いません。香港では大抵英語表記のメニューがあるのに、ここは広東語のものだけ。自分では一生辿り着けないお店。
ここで売っているラー油がとにかくおいしかったので、持ち帰り用をお土産に購入。
続いて行ったのは、私が2026年に日本で流行ると思う「ポーローパオ」が食べられるお店『幸運星(Lucky Star)』
他にも雞尾包やエッグタルトなど、香港で人気のフードがずらり。
ポーローパオは香港のソールフード。メロンパンのような見た目だけど、メロンパンほど甘くなくて、表面はサクッサクッ! 中には背徳感たっぷりのバター。
それがね、香港式のミルクティーとよく合うの。
今日本でも食べられるお店があるから、一度食べてみてね!!
そして夕飯は『妹記大排檔(Mui Kee Cookfood Stall)』というレストランへ!
こちらもとっっってもローカルな場所!
お店のあるチムサーチョイは観光向けな場所ではあるんだけどね! このお店は、ビルの上にあるの!
料理は全部おいしかった!
白身魚を揚げて、その上にちょっと辛くてうまみのある粉がかかっている一皿は、気温の高い香港で、冷たいビールに合わせて食べるのにぴったりだよ!
あとお店でね、テーブルに白湯が置いてあって。前回旅行したときもレストランで白湯が出てきてね。
このお湯が何なのか分からなくて手をつけてなかったんだけど、コーディネーターさんに聞いたら、食器を洗うためのお湯らしい!
そして、香港の人は冷えをとにかく嫌うらしくて。
食事のときは、冷たい水ではなくぬるいお湯を飲んで胃を温めるらしい。これ、飲んでもいいんですって。
日本のレストランでは、パンパンに氷の入った水のボトルが出てくるから、多分あれを見たら香港の人は驚くだろうなー。
『妹記大排檔』で食べて衝撃だったのは「ホタテと春雨のニンニク蒸し」。

でっかいホタテの貝殻の中に、ホタテの貝柱と春雨、想像を超える量のニンニクが入っているの。
食べた瞬間みんな悶絶してた。うっっめぇ。
なんとなくホタテと春雨、ニンニクって聞いて味の想像をしていたけど、全然違った!!
「こんな大量なニンニク食べて大丈夫かしら?」って思ったけれど、臭さが残らないの。ホタテをいただいた後、貝殻に残った具とスープの中に、ごはん入れて、ホタテとニンニクのうま味のふんだんに味わうよ。おいしかった!
そうそう! ここで飲んだパッションフルーツと緑茶のドリンクも美味。茶葉から入れたお茶は香りも味もよくて、さわやかなパッションフルーツとの相性抜群。
お会計のとき「埋單、唔該(意味:お会計お願いします)」って広東語で伝えてみたら、ちゃんと伝わってうれしかった。
夜はまだまだ続くよ。食後のデザートにスイートスープを食べに『佳佳甜品(Kai Kai Dessert)』へ。
右上から時計回りに「芝麻糊」「木瓜燉雪耳」「杏仁露」「楊枝甘露」だそう。
食べたメニューを詳しくコーディネーターさんに聞いてみました。
「木瓜燉雪耳」は、パパイヤと白きくらげ(雪耳)を氷砂糖で煮込んだ薬膳スイートスープ。
「杏仁露」は、アンズの種の中にある仁(じん)を磨り潰して作られる、甘くてとろみのあるスイートスープ。
「紅豆沙」は、香港版のおしるこ。
「芝麻糊」は、黒ごまをペースト状にして、砂糖で煮詰めたスイートスープ。
「楊枝甘露」は、角切りのマンゴー、ポメロの果実、サゴ(サゴヤシから採れるデンプンを加工して作った食べ物)やココナッツミルクなどをが入ったスイートスープ。
香港では、飲み会や食事会の2次会でスイートスープをいただくんですって!!
「もうお腹いっぱい! 食べられるかな?」って言っていたミズドリの福ちゃんも、スイートスープをぺろっと完食。みんなから「何がお腹いっぱいだよ!!」と言われていた。
お店に行ったのは23時くらいだったけれど、店内はお客さんでパンパン。若い女性だけではなく、老若男女愛されていた。「こんな遅い時間に行列⁈」って驚いた。
ここのスイートスープは、とにかく優しい甘さで体に染み込んでいく。毎日、その日の終わりをスイートスープで締めたいって思うほど。
スイートスープって、日本で言うところの“お汁粉”なのかな? でもお汁粉って寒い時期しかあまりお店にないので、1年ずっとあるスイートスープが羨ましい。
この1日だけでたくさん食べたし、たくさん歩いたな。
自分達だけだったら3日分の予定が、なんと1日で回れたよ。私達の香港の友人(コーディネーターさんのこと)に感謝!!
今回の2泊3日香港旅、楽しかったな。またすぐ香港に行きたいな。またねー!
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