宮殿がいたるところにあり、街を馬車が走り…本場のオペラやオーケストラも楽しめちゃうロマンチックな街といえば、オーストリア・ウィーン! 人生で一度は行ってみたい♡ と思う街ですよね。そんなウィーンの名物といえば、ザッハトルテ。濃厚なチョコレートに甘酸っぱいアプリコットジャムが効いていてクセになる、チョコレートスイーツの王様です!
ウィーンには様々な名店があるものの、二大巨頭は「ザッハー」と「デメル」。
どちらか1箇所行くとしたら…どっちがいいの? と迷いがちなこの二つを、今回は筆者が実際の経験をもとに比較し、ご紹介します♡
Contents
ザッハトルテって、どんなスイーツ?
ザッハトルテとは、しっとり濃厚なチョコレートのスポンジに甘酸っぱいアプリコットジャムを塗り、表面をチョコレートでコーティングした重厚な味わいのケーキのこと。
フランツ・ザッハーというパティシエが考案したことが始まりと言われています。その後、王室御用達のスイーツ店・デメルでも販売され、ザッハーと並び称されるように。そのため、厳密にはザッハトルテの元祖、すなわちオリジナルは”ザッハー”。デメルはその伝統を引き継ぐ、もうひとつの正統なザッハトルテです。
続いて、ザッハーとデメルのザッハトルテの比較と、それぞれのお店の特徴をご紹介します♡
ザッハーのザッハトルテの特徴
こちらが、私が実際に食べてきたザッハーのザッハトルテ。1番上のチョコプレートには”ORIGINGL SACHER TORTE”との文字が。ザッハーのオリジナルへの強いこだわりを感じます♡
さて、お味は? ということで、特徴を端的に言うなら、甘い! ぱっと見結構ビターなのかな? と思いましたが、チョコレート自体が割と甘めで、かつアプリコットジャムの甘酸っぱい味もしっかり効いていて甘さが際立ちます。横に添えてある無糖のホイップが進みます。ザッハトルテ自体初めて食べたのですが、やっぱりアプリコットが効いているだけあっ て、ガトーショコラなどのチョコレートケーキとは全然違う風味でおいしい♡ スポンジケーキはフォークをさすと少しほろっとする感じがありました!
日本で食べるケーキとは甘さや味わいのバランス、スポンジの質感が違って、「ヨーロッパのクラシックなケーキ」という印象でした。
まるで王宮の一角。高級感と特別感あふれる店内が魅力のカフェ・ザッハー
まず、ザッハーの外観がめちゃめちゃかわいい。赤と白とブラウンが貴重の色合わせが高級感があるし、テラスに咲いている赤のお花も映える。ウィーンと聞いてすぐさまイメージするような、上品な雰囲気が漂っています♡ 筆者が訪れた冬場はテラス席には誰も座っていなかった(解放してなさそう)のですが、夏はテラス席に座るのもgood! 周辺はウィーンの一等地なので、ウィーンらしいロマンチックな建物と活気ある街並みを眺めながら楽しめます♡
中に入ると、訪れたのはクリスマスシーズンだったこともあり、大きなクリスマスツリーやザッハーオリジナルのオーナメントがいたるところに♡ 床には赤の絨毯が敷かれ、高級ホテルのような、落ち着きとリラックス感のある店内に心が躍ります。
座席の写真は撮影できなかったのですが、今回が案内されたのは2階の席。各座席、2〜4名掛けの広めのボックスシートになっていて、ソファに座れるのがありがたい。↑のお写真、高級感ある赤のソファの座席がわかるでしょうか♡ 店内は隣の席との距離感も比較的ゆったりしていて、落ち着いた空間でした。
ちなみに、インスタなどで見かける1階席↓は王宮の一角ようなゴージャスな内装。ザッハーは店員さんのサービスも手厚く、席はしっかり案内されるスタイルなので、どの席に通されるかも含めて、ちょっとした特別感!
デメルのザッハトルテの特徴
他のスイーツと一緒に写っていますが、こちらがデメルのザッハトルテ。三角のチョコレートプレートがアイコンです。
デメルの方のお味は、ザッハーよりも優しく、上品。デメルのザッハトルテは運ばれてきた時に最初に思ったのは、「チョコレートの層がザッハーより薄い」でした。実際食べてみても、チョコレート自体の量も甘さもデメルのほうが控えめ。それゆえ、自然なチョコレートの甘みとほのかなアプリコットの酸味が絶妙にマッチしていて食べやすい!
スポンジケーキもデメルのほうがしっとりとしていて、日本人としては親しみやすいです。個人的には、味はデメルのほうが好みでした。
非日常な日常が味わえる豪華な店内。気分が上がること間違いなしのデメル♡
今回は、オーストリア国立図書館やマルクト広場の近くにあるデメルカフェに行きました。デメルはザッハーと比較すると、めちゃめちゃ大きい。座席数が多いので、待ち列の割に早く入れるのも魅力的です。
中に入るとすぐに広がるのがこの光景! 広々とした店内の中には、素敵な調度品の数々とともにケーキカウンターやカフェバーがあり、まさにクラシックなカフェ♡ どこを切り取ってもかわいくてテンションが上がります。
↑なんと、カイザーシュマーレン(ウィーンの伝統的なパンケーキ)を作っているところも見れちゃう
お土産コーナーも充実していて、1階の色々な場所に異なるデコレーションで点在しています。単にカフェを楽しむだけじゃなくて、お土産を見れたり、ケーキを作っている様子を実演で見れたりと、色々な楽しみがあるのがデメル。
また、ザッハーでいただくデザートはザッハトルテが基本となるのですが、デメルはケーキの種類が本当にたくさん! 私もザッハーでは一人ひとつザッハトルテを頼みましたが、デメルではケーキとザッハトルテをひとつずつオーダー。どちらも甘すぎることなく、本当に絶品でした…!

ザッハーが王宮の一角のような、特別感を味わえる場所だとしたら、デメルは選ぶ楽しみや見る楽しみがたくさんある、“特別感あるカフェ”という感じです。
ここまでどちらの魅力もお伝えしてきましたが、ザッハーとデメル、それぞれをおすすめしたい人は次の通り。
【ザッハー】
- 「オリジナル」のザッハトルテを食べてみたい人
- 落ち着いた空間でゆったりとした時間を過ごしたい人
- 王宮のようなゴージャスな空間を楽しみたい人
【デメル】
- 甘さ控えめの食べやすいザッハトルテが食べたい人(くせのある食べ物が苦手な人)
- お土産を見たり、建物の中をちょっと歩いて楽しんだりしたい人
- あまり長時間並びたくない人
- いろいろなウィーンのスイーツを食べてみたい人
皆さんはどちらのザッハトルテのお店が気になりましたか? ザッハーとデメルはザッハトルテの二大巨頭として捉えられているものの、それぞれ全然違った特徴があります♡ 時間的に1箇所しか行けない…! という方も多いと思うので、今回の記事を参考に自分たちにぴったりのお店を選んでみてくださいね。(Ami)
東北出身、都内の大学に在学中の現役大学生ライター。2024年に半年間、イギリス・ロンドンに留学。これまで14カ国を旅行し、ヨーロッパ周遊の旅経験など、海外ネタにも詳しい。月30冊は漫画を読むほどの漫画好きで、美術館巡りや図書館巡りにもお熱な文系女子。
無印良品とカルディのパトロールが習慣。最近の目標は「頑張らない自炊」。
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